こんにちは、山内です。
台風の影響か天気が悪くなるようですね。
進路がまだわかりませんが、早めに防災対策をしましょう。
今回は、頭痛についてです。
頭痛には、群発頭痛・緊張型頭痛・片頭痛などの種類があります。
群発頭痛とは激しい頭痛に襲われることが特徴であり、20~40代の男性に多く発症します。群発とは一カ所に集中的に痛みが発生することであり、針で刺されたような痛みが特徴的です。
緊張型頭痛は頭を締め付けられるような痛みが特徴的であり、プレッシャーやストレスなどを感じたときに多く発症します。
片頭痛は女性に多く発症し、左右の頭のどちらかが脈を打つような痛みを感じることが特徴的です。
気圧の変動によっても頭痛は引き起こされます。
気圧が高くなる際には、頭蓋内圧も高くなります。
圧力がかかることで血管が収縮し、その後に血管が拡張する際に周囲にある三叉神経を刺激します。気圧が低下することでも血圧が下がり、同じように血管が拡張して頭痛が引き起こされます。
【頭痛が起きたときに気をつけること】
〇自分の頭痛について記録をしましょう。
頭痛の症状は個人差が大きいため、まずは自分の頭痛についてじっくり観察しましょう。
どんなときに、どのような痛みが起き、痛みはどれくらい続いたかなど、頭痛の様子を書きとめておくと、対策がとりやすくなります。
〇首周りの運動をしましょう。
毎日、数分間、腕や肩を回す運動を心がけましょう。
首の後ろの筋肉をほぐすことで、片頭痛を起きにくくすることができます。
また、運動不足やストレスなどで凝り固まった筋肉をほぐすことで、緊張型頭痛の軽減にもつながります。
腕や肩を回して、ストレスや疲れでかたくなりがちな、首周りの筋肉をほぐしましょう。
〇ストレスとためないようにしましょう。
ストレスは頭痛の引き金になることが多いそうです。
忙しい1日の終わりには、入浴やアロマテラピーなどでリラックスする時間をつくるなど、自分にあったストレス解消法を見つけ、頭痛を予防しましょう。
〇片頭痛を予防する食べ物
マグネシウムやビタミンB2には、片頭痛を予防する効果があるといわれています。
食事やサプリメントで摂るように心がけましょう。
<マグネシウムやビタミンB2が豊富な食材>
大豆、豆腐、ひじき・ワカメなどの海藻類
アルコール、オリーブオイル、チーズ、赤ワイン、ハム・サラミや、チョコや人口甘味料などは頭痛を誘発することがあります。
〇頭痛薬(鎮痛薬)を服用しましょう。
片頭痛や緊張型頭痛の場合、非ステロイド性抗炎症成分配合の頭痛薬を利用するのも一つの方法です。
痛みのもととなるプロスタグランジンという物質の生成を抑え、頭痛を和らげる効果があります。
生活習慣に気をつけても慢性的な頭痛が楽にならない場合は、一度頭痛外来や脳神経外科を受診してみることをおすすめします。
それでは、またよい1日を。山内