2020年10月21日水曜日

ストレスチェックをしよう

 皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

すっかり秋晴れの日中から肌寒い夜になりました。つい最近まで半袖の洋服だったのに、今ではいろいろな暖かいアイテムが必要な季節となりました。インフルエンザの時期も近づいていますので、日頃の感染症対策と免疫機能向上に取り組みましょう。


ストレスチェック

ストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析しm職場環境の改善につなげることによって、労働者がメンタルヘルス不調になることを未然に防止する事を主な目的としたものです。平成27年12月に施行され、義務化されてはや5年を迎えます。

ストレスチェックはセルフチェックが主な目的です。職場の評価は別の方法でして頂けます。最近の新たな情報は厚生労働省の「こころの耳」からご覧いただけます。

https://kokoro.mhlw.go.jp/comfort-check/


職場快適度チェック

快適職場調査はソフト面における職場の現状を的確に把握し、その上で問題点を発見し、具体的な職場全体の取り組みに役立てる為のものです。職場のソフト面を、事業所側(人事・労務担当者、ライン管理者など)と従業員側の両方の側面からチェックします。



職場の快適度チェックの実施
職場の快適度チェックを実施する職場(部門等)を決定し、 当該職場の管理者及び従業員の了解を得るとともに、 調査の主旨、目的、内容等を説明し、必要に応じて事 前の現状調査を行い、現場の管理者と従業員双方の納 得を得たうえで調査を実施する。


集計結果の評価・分析
調査票回収後、各領域及び全体の平均値を集計する。分析の括りとしては、全社、事業所別、部署別等 の組織単位と属性別等が考えられる。集計結果は、平均値、管理者と従業員の意識差、従業員側の平均値の バランスの面からの評価・解釈を行う。なお、結果の解釈は各事業所の事情により異なるものであり、その職場の部署、年齢、職種、就業形態、性別などごとに結果を検討して職場の問題点に気づき、正しく状況を把握することが重要である。


評価・分析結果の報告等
評価・分析結果は、衛生委員会(安全衛生委員会) に報告し承認を得た後、調査対象となった従業員に迅速にフィードバックする。これを的確に行わないと、 従業員は不信感を抱き、不満を惹起させることにも繋がる可能性がある。従業員はこの調査が現状改善に供されるものと捉え、これによる何らかの変化を期待していることから、結果をできるだけスピーディに従業員にフィードバックすることで現状とその問題点を明らかにし、対象組織全体で結果の共有を図るべきである。なお、評価・分析結果はそれに対する改善策を一体としてフィードバックする手順も考えられる。


資料をダウンロードして、集計方法も教えてくれます。
職場環境改善に是非お役立て下さい。


風が吹くたびにどこからともなく金木犀の香りがします。
季節を感じられるひと時です。
散ってしまうのは寂しいですが、また来年と楽しみができます。

では次回までお健やかに。篠崎