2017年5月24日水曜日

ジュースには糖分がいっぱい

こんにちは、山内です。
昨日まで天気のよい日が続いていましたが、今日は下り坂ですね。
ですが、今年は暑くなるのも早く熱中症になる方も多いようです。皆さんも水分をこまめに摂り熱中症に気をつけましょう。

さて、今回は糖質についてお話します。
暑くなるとジュースを飲みすぎたりする方もいらっしゃるのではないでしょうか?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」(2010年版)より、1日にどのくらいの糖質をとるべきかについては、十分な根拠があるわけではないようです。

エネルギーになる3大栄養素はたんぱく質、脂質、糖質があります。
例えば30~40代女性でデスクワーク中心の人は、1日に1750kcal程度のエネルギーが必要とされます。6割を糖質からとる場合、1750kcal×0.6=1050kcal分です。主なエネルギー源となる糖質(糖類やでんぷん)1gは4kcal相当で、1050kcal÷4kcal=263、1日に260gくらい、糖質が必要ということになります。ちなみに、白米ご飯1膳(150g)に含まれる糖質は約55gです。

通常はぶどう糖しかエネルギーとして利用していない脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋などのために必要な量として、日本人の食事摂取基準では、1日の必要最低量はおよそ100gと推定されています。

暑い時期によく飲んでしまうスポーツ飲料、実は糖分が多く入っています。
「アクエリアス」500mlのペットボトル1本あたり23.5g入っています。

「ポカリスエット」500mlのペットボトル1本あたり31g入っています。


角砂糖1個当たり3~4gですので、500mlのコーラ1本当たり49.5gほど入っています。

ジュースなどの清涼飲料水の成分表示には栄養成分表示というものが書いてあります。その中には炭水化物という項目があります。炭水化物は砂糖も含めた糖質の総量を示している数値で、この数値が含まれている糖質の量なのです。これを公式にするとこうなります。
【砂糖の量を調べる計算式】
[内容量]÷[単位量]×[単位量当たりの炭水化物の量]=全体の砂糖の量
計算してみると、ジュースにはかなり糖分が入っていますので、暑いからといって飲みすぎには十分注意して下さい。

さて先日、夫の実家に遊びに行くと、お庭にバラの花が満開に咲いていました。
きれいに咲いているお花を見ると、癒されますね。


それではまたよい1日を。 山内