保健師 竹田です。
もう8月も終わりですが、まだまだ暑い日が続いていますね。
台風の進路も気になるところですが、とりあえず少し涼しくなって欲しいです。
今回は、ダイエットにも重要といわれている 基礎代謝 についてお話します。
基礎代謝とは、運動など何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために体内で自動的に行われている活動において必要なエネルギーのことを指します。
1日で消費するすべてのカロリーのうち、60~70%がこの基礎代謝量にあたります。
基礎代謝の量が低いと、どうしても1日の消費エネルギー量が減って、脂肪がたまりやすい身体になってしまいます。
逆に、基礎代謝量が多いと、消費するカロリーも多くなるため痩せやすい体質だといえます。
逆に、基礎代謝量が多いと、消費するカロリーも多くなるため痩せやすい体質だといえます。
基礎代謝の燃焼で使われる部分に、体内の骨格筋、肝臓、脳が半分以上を占めます。肝臓と脳はあまり個人差がない場所ですが、代謝の量が体質によって変わってくる部分として差がつきやすいのが筋肉の量です。
筋力トレーニングを実行して筋肉量を増やしている人は、エネルギーが燃焼する量も増えるので、同じ年代で体重も同じ人同士であっても、筋肉量が多い人の方が基礎代謝量も高い傾向にあります。
基礎代謝量が低い原因
・加齢による筋肉量の減少
・運動不足
・極端な食事制限
・体の冷え
基礎代謝量を上げるには?
バランスの良い食事
バランスのよい食事を摂ることで、効率よく栄養素を体内に取り入れることができ、十分な栄養素があることで老化を防いだり、十分な睡眠を得たり、毎日の生活においても健康な状態をキープすることができます。
健康な状態 下であると、筋肉トレーニングをしても効率よく筋肉量が増え基礎代謝量を上げることにつながります。
健康な状態 下であると、筋肉トレーニングをしても効率よく筋肉量が増え基礎代謝量を上げることにつながります。
有酸素運動
とくにウォーキングのような有酸素運動では、肺や心臓を鍛えることができます。肺や心臓が鍛えられると、基礎代謝をあげることができると同時に、カラダの持久力があげることができるため、脂肪が効率良く燃焼させることができるようになります。
無酸素運動と有酸素運動を上手く組み合わせると基礎代謝量が上がりやすい体質へと改善できます。
無酸素運動と有酸素運動を上手く組み合わせると基礎代謝量が上がりやすい体質へと改善できます。
筋力トレーニング
基礎代謝を上げるためには、体の中でも大きな筋肉を鍛えることが大切です。
腹筋や背筋、大腿筋といった、面積の大きな筋肉を意識的にトレーニングすると、基礎代謝がアップしやすくなります。
腹筋や背筋、大腿筋といった、面積の大きな筋肉を意識的にトレーニングすると、基礎代謝がアップしやすくなります。
冷え体質の改善
体温が1度下がるだけで、基礎代謝量が10~12%程下がってしまうといわれています。なるだけ身体を暖めてくれる重ね着をしたり、身体を温める食べ物を摂取したり、日常的に運動をして冷え体質の改善に努めましょう。
基礎代謝をあげるために必要なことは、特別なことではなく、健康な生活をおくるために大切なことばかりですね。
ぜひチャレンジして、年齢に負けない基礎代謝量を維持していきたいですね。
もう夏休みも終わりがみえてきました。
宿題もラストスパートですね。
今日も一生健命 竹田