こんにちは、山内です。
暑い日が続いていますが、体調を崩さないように十分お気をつけください。
夏は気温が高く、汗をたくさんかいて身体が脱水状態になると、便の水分量が少なくなり硬い便になってしまうことがあります。
今回は便秘についてのお話です。
<水分補給の仕方のポイント>
●のどが渇く前に飲みましょう。
のどが渇いたと感じた時はすでに脱水が始まっています。
●冷たすぎない温度で飲みましょう。
胃腸が冷えると消化機能が低下し、不調の原因になることがあります。
暑いと冷たい飲み物を飲みたいところですが、氷は入れない方が良いです。
●カフェイン、糖分が少ない飲料を選びましょう。
カフェインは利尿作用があるため、スポーツドリンクなど糖分の多い飲料は飲み方に注意しましょう。
●一日1.5Lを目標にこまめに飲みましょう。
一度にたくさん飲んでも身体に吸収されずに排泄されてしまいます。
一度に飲む量は100から150mlを目安にして、こまめに飲むようにしましょう。
起床時に常温の水や炭酸水をコップ一杯飲むと便秘解消に効果が期待できます。
また、便意を感じなくても朝食後に5分間トイレに座る習慣をつけると良いです。
これによって腸のリズムを整える助けになります。
自律神経の乱れも腸の蠕動運動に不調をきたして便秘の原因となります。
自律神経がうまく働けるのは±5℃程度の温度変化までと言われており、冷房が効いた室内と暑い屋外を行き来することで、自律神経が乱れやすくなります。
エアコンの効いている場所では、薄手のタオルやひざ掛けなどでおなかを守るなど、体を冷やさない工夫をしましょう。
規則正しい食生活を送り、こまめな水分補給と冷え対策を行うなど、ちょっとした生活習慣の見直しで夏の便秘を解消しましょう。
もし、これらを試しても改善がみられない場合は、医療機関を受診しましょう。
それでは、またよい一日を。山内
