2024年1月4日木曜日

胃の不調に注意を

 こんにちは、山内です。

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

地震による被害により被害を受けられた皆様の早い復興・復旧をお祈りいたします。

健康で平穏な一年になりますように。


年末から年始にかけては、忙しく身体が疲れたり、季節変化や不規則になりがちな生活によって、胃の働きも低下しやすい季節です。

年末年始はいつもに比べて暴飲暴食の機会も多いのではないでしょうか?

胃は働きが弱った上に、負荷が増すことで胃痛、胸焼け、胃もたれといった症状を起こす原因となります。

免疫細胞のひとつ「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」の活動は、覚醒時に高まって外敵のウィルスなどと戦い、睡眠中は低くなります。

年末年始に夜更かしや寝坊をして、生活リズムが崩れると、腸内環境も乱れ、NK細胞が覚醒時に活性化できず、免疫力が下がります。

お正月中もいつもと同じ時間に起きて朝食を摂ることで、腸内環境の乱れを防ぐことができます。

善玉の腸内細菌を増やすためには、「食物繊維」の摂取が必要です。

大根やにんじん、蓮根などの根菜類は食物繊維が豊富なうえ、お腹を温めて腸を働かせてくれます。

味噌や漬けもの、納豆などの「発酵食品」も腸内細菌を増やしてくれます。

お酒の飲み過ぎは腸に負担をかけますが、逆にお酒を我慢するストレスも腸に悪影響を与えます。

お酒はほどほどにして腸への負担を和らげるようにしましょう。

他には適度な運動は腸の働きを良くさせます。

寝正月ですと、腸のぜん動運動が滞って、便秘になりやすくなります。また、運動不足だと代謝が落ちて、正月太りしがちです。

ウォーキングをしたり、テレビを観ながら足腰を動かすなどの軽い体操をするだけで腸の働きがよくなります。

胃のもたれやむかつきなどを感じていても、仕事が忙しく病院に行けない場合、胃腸の調子を整える市販薬を使う方法もあります。

症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

胃腸の調子がおかしいと感じたら、無理をせず胃腸を休ませるようにして、症状の悪化を防ぐことが大切です。

それでは、また良い一日を。山内