2017年11月1日水曜日

貧血に注意

こんにちは、山内です。
今日から11月となりました。
急に寒くなり始めましたので、皆さんも体調を崩さないように気をつけて下さい。

貧血は、女性に多いですが、男性も貧血を起こすことがあります。

貧血の症状には、めまいやたちくらみというイメージがありますが、貧血の原因によって、症状も様々あります。主に全身に症状がでます。

例えば、疲れやすい、体がだるい。立ちくらみ、めまい。動くと動悸、息切れ。顔色が悪い、吐き気、食欲がない。下まぶたをめくると、白っぽくなっている。爪が平らになったり、スプーンのように反り返ったり、白くなったりする。

貧血の原因も様々あります。ただ、共通しているのは、細胞への酸素供給の役割をしている血液中の赤血球が減少して、体内の細胞が酸素欠乏状態になっているということです。

赤血球の生産量が低下しているという貧血の原因では主に鉄欠乏性貧血があります。赤血球の原料は、鉄分、タンパク質、ビタミンB12、葉酸などで不足すると赤血球が作れず、不足してしまい貧血になります。ダイエットや食生活の乱れにより鉄分が不足し貧血となることもあります。

赤血球が破壊されているという貧血の原因では、溶血性貧血などがあります。赤血球の寿命は約120日くらいなのですが、寿命よりも早く赤血球が破壊され、産生が追いつかなくなることで貧血になります。

継続的に出血しているという貧血の原因では、過多月経や子宮筋腫、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、大腸がんなどの病気があります。病気のため、じわじわ絶えず出血が続くことで、自分が気付かないうちに貧血が進んでいることがあります。

貧血を予防するためには、食事に気をつけることが大切です。
●1日3食バランスのよい食事をする。
 主食(ご飯、パン、めん類)+主菜(肉類、魚介類、卵、大豆製品)+副菜(野菜類、海藻類など)の組み合わせで摂るとバランスよく摂ることができます。

●鉄分を多く摂る
           ↓鉄分の多い食品


●サプリメントで補う
 食事だけで鉄分を摂ることは、難しい場合は、サプリメントを摂ることをお勧めします。

貧血の症状がある場合や、健診で貧血の治療を指摘された場合は、ひどくなる前に早めに医療機関を受診するようにしましょう。

それでは、またよい1日を。山内