2017年9月20日水曜日

定期的にがん検診を

こんにちは、山内です。
9月は、がん征圧月間です。
日本人の死亡原因の第1位はがんです。
日本人の2人に1人はがんになり、3人に1人ががんで死亡しています。
自覚症状が現れた時には、病状が進行している場合も多くあります。
がんが自覚症状のない早い段階でみつかり、早期に治療がなされれば治る確率も高くなると言われています。
できるだけ早い段階でがんを発見するためには、定期的にがん検診を受診する事が有効です。


~がん検診の種類~
胃がん検診・・・問診、胃X線検査または胃内視鏡検査
大腸がん検診・・・問診、便潜血検査
肺がん検診・・・胸部X線検査
乳がん検診・・・問診、マンモグラフィ検査、視触診
子宮頸がん検診・・・ 問診、視診、細胞診、内診

がん検診で精密検査が必要と判定された場合、「がんの疑いを含め異常(病気)がありそう」と判断されたということです。その原因について、より詳しい検査を行い、本当に異常があるかどうかを調べる必要があります。症状がない、健康だからといった理由で精密検査を受けないと、がん検診で見つかるはずのがんを放置してしまうことになります。精密検査は、必ず受けるようにしましょう。

~ がんの危険信号8ヶ条~(日本対がん協会制定)
次のような症状があったら、直ちに専門医に診てもらいましょう。
•胃・・・胃の具合が悪く、食欲がなく、好みが変わったりしないか。
•子宮・・・おりものや、不正出血はないか。
•乳房・・・乳房の中にシコリはないか。
•食道・・・飲み込むときに、つかえることはないか。
•大腸・・・便に血や粘液が混じったりしないか。
•肺・・・咳が続いたり、痰に血が混じったりしないか。
•咽頭・・・声がかすれたりしないか。
•舌、皮膚・・・治りにくい潰瘍はないか。
•腎臓、膀胱、前立腺・・・尿の出がわるかったり、血が混じったりしないか。
明らかな症状のある方には、それぞれの体の状態に応じた適切な検査や治療が必要になります。症状のある場合は、必ず医療機関を受診しましょう。

~がんを防ぐための12ヵ条~(国立がんセンター提唱)
  1. バランスのとれた栄養をとる
  2. 毎日、変化のある食生活を
  3. 食べすぎを避け、脂肪は控えめに
  4. お酒はほどほどに
  5. タバコは吸わないように
  6. 食べ物から適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
  7. 塩辛いものは控えめに、熱いものは冷ましてから
  8. 焦げた部分は控える
  9. かびの生えたものに注意
  10. 日光に当たりすぎない
  11. 適度にスポーツをする
  12. 体を清潔に

がんを予防するためには、日ごろから栄養バランスのとれた食習慣を守り、規則正しい生活習慣で過ごすことが大切です。また定期的にがん検診を受けることをお勧めします。

それでは、またよい1日を。山内