2017年3月22日水曜日

乳がんを見逃さないために

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

お彼岸も過ぎ、暖かくなるとはいえ朝夕は冷えますね。

春がきて外出される機会も多くなる時期、体調管理にはご注意下さい。



乳がんを見逃さないために

「3月号 広報さいじょう」 で当院の副院長 小野医師が記事を掲載しています。

http://www.city.saijo.ehime.jp/book/view.php?id=10080

こちらでウェブ版が確認できます。
是非ご参照下さい。

マンモグラフィ検診

以前は、触診による乳がん検診が行われていましたが、現在はマンモグラフィ検診が重要であることがわかってきました。

マンモグラフィ検診は、触診で分からない早期の乳がんの石灰化を見つけることができます。また、非浸潤性乳管がんなどの早期がんも見つけやすいです。

石灰化は超音波では不明なことが多く、乳がんの早期発見には、超音波検査よりマンモグラフィ検診が優先されます。

以上のような内容が紹介されています。


先日のネットニュースで「乳腺が多く密度が高い高濃度乳房」は超音波検査の方が発見につながりやすいという記事を見かけました。

日本人の6~7割ほどが高濃度乳房であると書かれています。

現在の乳がん学会ガイドラインではマンモグラフィによる検診をすすめています。そのため市町村の検診ではマンモグラフィ実施が行われています。

当院では超音波も含めて乳がん検査をご用意しております。

インターネットでは色々な情報を取り入れることができますが、その選択は自分で行わなければなりません。

自分にはどんな検診が必要か、ご相談も承りますのでお気軽にご連絡下さい。



先日は病院の懇親会に参加。

山の温泉宿で頂く懐石は、身体に優しいお味でした。

新しく管理職になられる看護師さん達の緊張感や、日頃のたわいも無い話であっという間に時間がたちます。

歓送迎会が多い時期ですが、摂り過ぎ飲みすぎにご注意下さい。

では次回までお健やかに。 篠崎