2017年1月27日金曜日

生活習慣病を予防するきっかけに

みなさん、こんにちは。

保健師 竹田です。

寒い日が続きます。今週末はまた気温が上がるようです。
寒暖差で体調を崩さないようご注意下さい。


毎年2月は全国生活習慣病予防月間です。

生活習慣病の一次予防を中心に、その普及・啓発を行う日本生活習慣病予防協会が主催しています。
生活習慣病予防に対する国民の意識向上と、これによる健康寿命の伸長を目指すべく、毎年2月を「全国生活習慣病予防月間」と定め、平成23年より広く啓発活動を行っています。 


基本テーマを“一無二少三多”で生活習慣病予防とし、様々な活動をしています。




一無二少三多とは?


一無とは禁煙のすすめ

 喫煙はがんをはじめ、心疾患、脳血管疾患など生活習慣病のリスクを高めます。また、副流煙の問題もあります。
「タバコの三悪」とは、タバコによってからだに運び込まれるニコチン、タール、一酸化炭素です。「健康日本21」は、特に若年者における喫煙をゼロにするという大きな目標を掲げスタートしています。 

二少は、少食・少酒のすすめ

少食
昔から「腹八分目に医者いらず」と言われているように、暴飲暴食を控えることは、身体の機能を健康な状態に維持していく上でたいへん重要です。
食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療の基本は常に食生活にあります。 
満腹になるまで食べる習慣をやめ、腹八分目で止めるよう心がけましょう。

少酒
さまざまな生活習慣病がアルコールと密接に関わっていて、大酒をすれば多くの疾病が誘発される可能性が高まります。
できるだけ控えるようにして、飲む場合も日本酒換算で1日1合程度までにしましょう。

三多は多動、多休、多接のすすめ
 
体を多く動かし(多動)、しっかり休養をとる(多休)、多くの人、事、物に接する生活(多接)の勧めです。
運動については、「2本の足は2人の医者」という格言があります。この格言に則って、良く歩きましょう。身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持しましょう。
そして、身体を動かした後は、しっかりと休養をとることが重要です。メリハリのある生活は、健康長寿には欠かせない要素です。

そして、多くの人、事柄、物に接して、創造的な生活を行うこと。
創造的な生活を送ることができるように工夫を凝らし、何かを常に創り出すような趣味をもつことをお勧めします。
例えば俳句や絵を描いたりと、必ずしも仕事とは関連がなくても、趣味豊かに創造的な生活を送ることが健康長寿に欠かせない条件です。


毎年2月の1カ月間、行政、自治体、関連団体、産業界やメディアなどを通じて、「“一無、二少、三多”による生活習慣病予防」を基本テーマに、集中的に情報発信が行われます。

地域や職域、ご家庭で、広くこの機会をご活用いただき、健康づくりにお役立てください。

リンクご活用ください。
 





タオル美術館のイルミネーションを見に行きました。

イルミネーションのトンネルは幻想的でしたよ。

今日も一生健命  竹田