2017年1月18日水曜日

阪神・淡路大震災

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


週末の寒波は各地で雪の被害があったようです。

雪の被害が少ない土地とはいえ、心構えや備えは必要です。



1995年1月17日 阪神淡路大震災


昨日は阪神淡路大震災が発生した日でした。

神戸市内では訓練が行われ、追悼のイベントが開催されたようです。




私は震災の復興後に兵庫県へ進学しました。

同級生には兵庫県出身者が多く、被災した友人の話を聞くたびに驚きの連続でした。

震災についての授業は数多くあり、被災された方や地域へ訪問し、インタビューしたこともありました。

当時被害が大きかった長田区を訪れました。街はきれいに整備されても、人の思いは複雑で全て理解できるようなものではなかったと感じました。

そしてこの震災から、災害支援看護は始まりました。

兵庫県は災害対策についてかなり先進的に取り組みを行っています。

県立大学では災害看護グローバルリーダー養成プログラムが開設され、世界的に活動できる看護師を養成しています。


「人と防災未来センター」では様々な情報を見ることができます。

リンクご活用下さい。

http://www.dri.ne.jp/


災害が起こるたびに、私たちは振り返り、次に備えることができています。

その後起こった福地山線の脱線事故では、死傷者が多数でましたが、各自治体や消防、医療機関の連携は迅速であったと評価されています。

私が勤めていた病院でも、当日の手術は全中止、重傷者の受け入れが即座に決まりました。

震災後の対策が継続して行われていることを実感しました。


災害が起こるたびに、自分の地域は被害が少なかったと安堵するばかりでなく、日頃の備えをちゃんとしようと思う一日になりました。


週末は大阪へ。

最近の大阪は外国人ばかりと聞いていましたが、まさにその通りでした。

シンボルは変わりないようでしたが。




では次回までお健やかに。 篠崎