皆様 こんにちは。
保健師 篠崎です。
先日は成人式が各地で開催されました。
あいにくの雨でしたが、あちらこちらに晴れ着の姿を見ることができました。
成人式で使う髪飾りを依頼され、生花で作成。
生花を使うと若々しさが一層増します。
本日は長期休暇について。
いきいきと働くには必要であると言われています。
当院では10年ごとに休暇を特別に支給する福利厚生があります。
なぜ長期休暇が良いのかをご紹介します。
海外では長期休暇の効果を実証的に検討した研究があります。
2週間の夏休みの取得前後で、バーンアウト(ストレス反応の指標)の値がどのように変化するかを76名の労働者を追跡して確認を行います。
その結果、夏休みが始まった直後にバーンアウトの値が急激に低下する事が分かりました。
仕事から離れてリラックスすることで、ストレス反応が低下したのでしょう。
ところが、夏休みが終わって3日後には、バーンアウトの値が再び上がり始め、3週間後には夏休みが始まる前の水準にまで値が逆戻りしました。
10日間の休暇の効果を検討した研究でも、ストレス反応の得点は休暇により低下し、休暇終了4週間後には休暇前の水準に戻ることが明らかにされました。
これらの結果により、2週間前後の休暇をとり、仕事から離れることで、精神的健康が一時的に向上する事が分かります。
長期休暇が取れる環境ではない企業や業種は多いと感じます。
まずは風土づくりからでしょうか。
今年初のいちご。
1月~5月が旬で いちご だそうです。
暖炉であたたまりながらいただきます。
良い休日となりました。
では次回までお健やかに。 篠崎