2017年1月11日水曜日

長期休暇

皆様 こんにちは。

保健師 篠崎です。


先日は成人式が各地で開催されました。

あいにくの雨でしたが、あちらこちらに晴れ着の姿を見ることができました。




成人式で使う髪飾りを依頼され、生花で作成。

生花を使うと若々しさが一層増します。


本日は長期休暇について。

いきいきと働くには必要であると言われています。

当院では10年ごとに休暇を特別に支給する福利厚生があります。

なぜ長期休暇が良いのかをご紹介します。


海外では長期休暇の効果を実証的に検討した研究があります。

2週間の夏休みの取得前後で、バーンアウト(ストレス反応の指標)の値がどのように変化するかを76名の労働者を追跡して確認を行います。

その結果、夏休みが始まった直後にバーンアウトの値が急激に低下する事が分かりました。

仕事から離れてリラックスすることで、ストレス反応が低下したのでしょう。

ところが、夏休みが終わって3日後には、バーンアウトの値が再び上がり始め、3週間後には夏休みが始まる前の水準にまで値が逆戻りしました。


10日間の休暇の効果を検討した研究でも、ストレス反応の得点は休暇により低下し、休暇終了4週間後には休暇前の水準に戻ることが明らかにされました。


これらの結果により、2週間前後の休暇をとり、仕事から離れることで、精神的健康が一時的に向上する事が分かります。


長期休暇が取れる環境ではない企業や業種は多いと感じます。

まずは風土づくりからでしょうか。




今年初のいちご。

1月~5月が旬で いちご だそうです。

暖炉であたたまりながらいただきます。

良い休日となりました。

では次回までお健やかに。 篠崎