2025年11月18日火曜日

排便コントロールは大切です!

みなさん、こんにちは😌 

保健師 曽我です。

先週末の健康フェスにはたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました💞

私も、とても楽しい時間を過ごすことができました😆

少しでも、健康について考える機会になっていますと幸いです。


本日は、便秘です。


私も便秘です。気をつけているつもりでも油断すると何日も排便がないことに気付くときもあります😖


簡単に便秘と言いますが、慢性便秘症診療ガイドラインによると、

「排便回数が週3回未満」かつ「排便困難(便が硬い、出にくい、残便感がある)」を伴う場合を便秘と定義しています。排便頻度には個人差が大きいため、日数だけで判断せず、排便時の苦痛や不快感も重要な判断基準です。


便秘にも種類があります。

弛緩性便秘:腸の蠕動運動が弱く、便がスムーズに運ばれず、高齢者や運動不足の人に多く見られます。食物繊維や適度な運動が効果的です。

けいれん性便秘:ストレスや過敏性腸症候群に関連し、腸が過度に緊張して便が流れにくくなります。リラックスや整腸剤の使用が推奨されます。

直腸性便秘:便意を我慢する習慣が続くことで、神経の感度が鈍り、排便がしにくくなる便秘です。便が直腸に達すると通常便意が起こりますが、我慢が続くと感度が低下し、便意を感じにくくなります。特に女性に多く、解消には食物繊維や水分摂取、排便時間の確保が効果的です。




便秘の改善には、まず生活習慣の見直しが不可欠となります。

便秘も奥が深いため、日常でできるポイントをあげます。

【便秘を防ぐための日常のポイント3つ】

①こまめな水分摂取

便の約70%は水分であるため、水分が不足すると便秘の原因になります。少しずつこまめに水を摂取する習慣を身につけましょう。

②腸内環境の改善

腸内フローラを整えると便秘解消につながります。ヨーグルトなどの発酵食品や食物繊維、オリゴ糖を積極的に摂り、善玉菌を増やして腸内環境を整えましょう。

③適度な運動

消化管は筋肉で動いています。激しい運動でなくても、日常的なウォーキングやストレッチなど軽い運動で腸に刺激を与えることが効果的です。


これらを意識して生活することで、便秘を予防・改善することができます。


若いうちは便秘を繰り返しても、体力があるから大丈夫と思うかもしれません。歳を重ねると、違う病気のリスクも増えてきますので、便秘を侮るなかれ!!で、今のうちから排便コントロールをしてくださいね。

また、日常生活の改善を行っても、思うように改善できないかもしれません。そのような時は医療機関を受診し、医師に相談し薬にも頼ってみてください。


本日もお読みいただきありがとうございました☺

曽我