みなさん、こんにちは😊
保健師 曽我です。朝夕だいぶ涼しくなりましたね。
やっと秋を感じる今日この頃です🍂
今回はそんな時期に気をつけてほしい”秋バテ”です。
夏の疲れが残ったまま、9~10月に入ると「朝晩の冷え込み」「日中との気温差」「空気の乾燥」などが重なり、うまく対応できなくなります。
これが、いわゆる「秋バテ」です。
「夏バテ」が暑さや食欲不振による不調だとすると、「秋バテ」は主に「自律神経の乱れ」によって引き起こされるといわれています。
では、なぜ秋に自律神経が乱れるのでしょうか?
原因1つ目:「朝晩や日ごとの気温差」
秋になると朝晩や日ごとの気温差が大きくなり始めます。暑い夏から一転、少し過ごしやすさを感じる季節になりますが、この気温に適応するため、自律神経にかかる負担が大きくなり、自律神経の乱れに繋がります。
原因2つ目:「夏の間の疲労の蓄積」
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。夏場の高温環境では汗をかくために交感神経がはたらきます。近年は特に夏の暑さが厳しいので、交感神経がずっと頑張り続けてしまいます。それによって、自律神経にも疲労が蓄積され、夏の終わりから秋にかけて、自律神経のバランスが崩れやすくなるのです。
原因3つ目:「気圧の変化」
台風や前線などの影響もあり、秋は気圧が変わりやすい季節です。気圧が日々大きく変動することで、自律神経が乱れやすくなり、身体の不調に繋がりやすくなります。
ここで、対策として5つのポイントがあります。
対策1:入浴
夏場はシャワーで済ませていた人も、湯船にゆっくり浸かってリラックスしてください。温度はややぬるめにして、38~40℃のお湯に長めに浸かるといいでしょう。
対策2:寒暖差対策
残暑で仕事場ではまだエアコンを使ったり、朝夕は冷え込みを感じたりと、気温の上げ下げが自律神経に悪影響を及ぼします。自分で寒暖差を調節できるように、着脱しやすい上着やカーディガンを用意しましょう。
対策3:軽めの運動
運動不足や睡眠不足を解決するために、軽めの運動を習慣づけましょう。適度な運動は自律神経のバランスを整え、安眠をもたらします。
対策4:水分補給
熱中症の危険が叫ばれていた夏場が過ぎると、水分補給の重要性を忘れがちです。秋になっても、水分補給を怠ってはいけません。常温や温かい飲み物を摂るよう心がけましょう。
対策5:食事
「タンパク質、ビタミン、ミネラルなどを積極的に摂りましょう。梨やブドウなどの秋の果物、サンマ、鮭、サバ、キノコ類などを食べるといいでしょう。
やはり、基本的な生活習慣が基本です。夏から秋に季節が変化しています。対策を取り入れ、少ししかない秋を満喫してみませんか💪
本日もお読みいただきありがとうございました☺
曽我