こんにちは、山内です。
台風が近づいてきているようですね。
天気が心配ですが、よい3連休をお過ごしください。
今回は脂肪肝についてのお話です。
脂肪肝は、糖分や脂肪分、アルコールなどの過剰摂取によって、肝組織内に脂肪が過剰に蓄積した状態のことです。フォアグラの状態です。
肝臓にさまざまな障害を引き起こす可能性があります。
脂肪肝の原因は、アルコールの飲みすぎ、肥満、糖尿病、高脂血症、運動不足、偏った食事などがあげられます。
『栄養の摂り過ぎ、肥満、糖尿病、アルコール過多』
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『糖や脂肪が肝臓にたくさん運ばれる』
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『肝臓で糖や脂肪から中性脂肪を作る』
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『血中に放出される量よりも肝臓で合成される量が上回り、肝臓に中性脂肪がたまってしまう』
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『脂肪肝』
脂肪肝の症状は、ほとんど無症状です。時に腹満、食欲不振、便秘、全身倦怠感などがあります。
生活習慣が原因の脂肪肝は、生活習慣を改善すれば治ります。
脂肪肝の治療のための食生活改善というと、まず脂っこいものを減らすと考えがちですが、それ以上に気を付けたいのは糖質です。日常的に糖質を摂り過ぎていると、脂肪肝になりやすいことがわかっています。特に果物の果糖は吸収がよく、肝臓で中性脂肪になりやすいため、注意が必要です。
脂肪は筋肉で燃えるため、脂肪肝の改善には筋肉をつけることが大切です。軽い筋トレは、肝機能の改善につながり、インナーマッスルを鍛えれば基礎代謝が増えて、太りにくい体になります。ウォーキング、スクワット、片足立ちなど、ぜひ運動を習慣にしましょう。
食事の改善、運動、禁酒を行い、肝臓にたまった中性脂肪を減らし、肝機能の回復を目指しましょう。
それでは、またよい一日を。山内