みなさん、こんにちは🍀
保健師 曽我です。先週末、いちご狩りに行ってきました🍓
いちごも、もう時期的に終了との事で小ぶりではありましたがとても甘く、
沢山食べてきました🍓🍓また、来年の冬に楽しみたいと思います😀
さて、5月31日は ”世界禁煙デー” です。
毎年、こちらの健康ブログにも登場しているテーマです。
今年のテーマは、
2024年のテーマは、「たばこの健康影響を知ろう!~たばことCOPDの関係性~」
とし、たばこの煙などによって引き起こされる病気についての啓発を行います。
今回のブログは未成年の喫煙リスクについてです。
多くの子供たちは、興味本位で喫煙を開始して、容易にニコチン依存症に陥っています。正しい喫煙問題の知識が、子供たちに理解されていないことが一因と考えられます。一度ニコチン依存症に陥ると、離脱(禁煙)が非常に難しくなります。
なぜ未成年者がたばこを吸ってはいけないのでしょうか。
○未成年で喫煙を始めると将来に健康問題が発生する危険性が高くなる
未成年者は成長期のため、喫煙による影響が強く表れるとともに、傷害の総喫煙量が多くなるため、将来たばこ関連疾患(肺がんをはじめとする各種がん、心筋梗塞、脳卒中、気管支炎、胃潰瘍、歯周病など)にかかる危険性が高くなります。
○喫煙を始める時期が早いほど、容易にニコチン依存に陥り、ニコチン依存が強くなる
成人の常習喫煙者の約半数は未成年聞からの常習喫煙者です。残りの大半も20代で常習喫煙者になっています。
○若年期の喫煙がシンナー、アルコール、覚せい剤、麻薬依存のきっかけになることが多い
薬物乱用者の多くは常習喫煙者である事が多く、喫煙によるニコチン依存症がその他の薬物依存症のきっかけになりやすいことがわかっています。
○若年期の常習喫煙者は、妊娠時にも禁煙できず早産、低体重児の原因になっている
若年喫煙者は育児期にも喫煙を続けており、早産、発育障害、乳幼児突然死症候群(SIDS)、中耳炎、知育問題など子供に深刻な受動喫煙被害を及ぼしています。
○未成年者の喫煙は法律でも禁止されている
現在、成人は18歳以上となったが、喫煙は20歳以上でないと吸ってはいけません。様々な健康面の観点からだと考えられます。
加熱式たばこも危険!
加熱式たばこにも発癌性物質や有害物質が含ふくまれています。
加熱式たばこは、高温で加熱した葉タバコの蒸気を吸い込みます。そのため、紙巻たばこと比べてにおいが少なくても、加熱式たばこの蒸気にはニコチンや発癌性物質が含まれています。
また、加熱式たばこを吸う人の吐く息には、有害物質が含まれており、2m以上の距離でも届くという報告もあります。
参照:日本呼吸器学会「加熱式タバコや電子タバコに関する日本呼吸器学会の見解と提言」
たばこは百害あって一利なし、今一度考えてみて下さい。
本日もお読みいただきありがとうございました☺
曽我