2023年11月16日木曜日

インフルエンザワクチン

みなさん、こんにちは😊

保健師 曽我です。今週に入り、夏から秋を飛ばして一気に冬になりましたね⛄
朝は特に寒いので、ダウンを出しました。
もう少し、秋を満喫できればいいのですがね😅

今回はインフルエンザワクチンについてです。
私たち医療従事者も10月中旬にはインフルエンザの予防接種を打ちました💉



例年であれば10月頃からインフルエンザワクチンの接種が始まります。

そして、インフルエンザは通常、12月ごろから流行が始まり、翌年1月末~3月上旬に感染のピークを迎えます。しかし今年は9月から各地の小中学校や高校などで学級閉鎖が相次ぎ、東京都が21日、1999年に現在の形で統計を取り始めて以降最も早く「流行注意報」を出すなど、異例の事態になっています。
愛媛県も例外ではなく、小中学校も学級閉鎖、学年閉鎖になることも多かったですね。
今年は「接種前に感染してしまった」という人も多いかと思います。

では、すでにインフルエンザに罹った人もワクチンを打った方がいいのでしょうか?

厚生労働省には、

「一般に、インフルエンザに自然感染した場合は免疫抗体を獲得し、  そのため、 病気 の進行(発症)を軽減することは可能と考えられる。 明らかにインフルエンザに罹患した者は、同シーズンにおい ては、同株のワクチンを接種する必要性は乏しいと考えられる。」

と記載されています。

インフルエンザウイルスは変化の早いウイルスであり、毎年流行するであろうウイルスの型を予想してインフルエンザワクチンを製造しています。
そのため、毎年インフルエンザワクチンを接種する必要があります。

しかし、今年のインフルエンザ罹患者は流行時期を大幅に超え、通年みられるようになりました。
もし、インフルエンザに罹患したとしても以前のウイルスの型なのか今年のウイルスの型なのか見分けはわかりません。

結果としてはインフルエンザに罹ったとしても、重症化を防ぐためにはインフルエンザワクチンの接種を推奨します。

インフルエンザは感染後、治療薬を使用すれば1週間以内で症状が回復することがほとんどです。 状態が回復してから1週程度の間隔をあければ、ワクチンの接種はいつでも可能と考えられます。

本格的な流行シーズンはこれからです。
摂取可能な方は、ワクチン接種をご検討ください。

本日もお読みいただきありがとうございました😏

曽我