2023年6月8日木曜日

緑内障を考える日

 みなさん、こんにちは😀😀

保健師 曽我です。四国地方も梅雨入りし、雨の日が続いていますね⛆

今年はエルニーニョ現象が発生すると予想されており、梅雨明けが遅くなると言われています。みなさん、体調管理にはお気をつけください✨


今回は緑内障についてです。

昨日、6月7日は『緑内障を考える日』でした。

一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録されました👀

「りょく(6)ない(7)」(緑内)と読む語呂合わせから、緑内障についての正しい理解と一年に一度は検診を受けるように呼びかけています。一般社団法人「日本記念日協会」により認定・登録されました。

<緑内障について>

緑内障とは、眼圧が高くなることにより、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経を圧迫し、徐々に視野が狭くなる病気のことです。視野の周辺部からゆっくり進行するため、発見が遅れがちです。片目の視野が欠けても、もう片目が補ってしまい、見え方がいつもと同じに感じてしまうため自覚症状がないのが特徴で、発見の多くは人間ドックの検査などで見つかります。

日本人の40歳以上では約20人に1人が緑内障になっていると報告されており、高齢者になるとその割合はさらに増えると言われています。

統計でここ15年ほど緑内障が中途失明の原因の1位となっています。


<正常眼圧緑内障>

日本人はその中でも眼圧が常に正常範囲内の正常眼圧緑内障というタイプが最も多いです。進行は非常にゆっくりで、病気がかなり進行するまで自覚症状はほとんどありません。健康診断などで早期発見し、早期治療による進行予防が重要になります。


<緑内障の治療>

緑内障の治療は、①点眼②レーザー③手術の3種に分類されます。

治療の目的は全て「眼圧を下げる事」です。それぞれの治療法にメリット・デメリットがあるため、緑内障の種類、病期、それまでの治療経過などを総合し、患者さん一人一人にとって一番適した治療方法を提案してくれます。


早期発見・早期治療が大切で、緑内障を発見するためには、眼科医のもと、眼圧・眼底・視野の検査を受けることが必要であり、定期的な検診が重要となります。


健康診断受診後、眼底検査で要精密検査となった際は、眼科での精密検査をお受けください。


本日もお読みいただきありがとうございました👩

曽我