2023年4月20日木曜日

歯の健康

 みなさん、こんにちは😀

保健師 曽我です🌷新年度も始まり。3週間が経とうとしています。

みなさま体調を崩されていないでしょうか。朝晩はまだ寒い日もありますので十分お気をつけください。


一昨日、4月18日は「よい歯の日」でした。本日は、歯の健康についてです。

 1993年(平成5年)に公益社団法人・日本歯科医師会が制定しました 。 

歯科保健の啓発活動を目的としており、「よ(4)い(1)歯(8)」と読む語呂合わせからこの日に決定しました。


本日は歯の健康についてです。

歯周病は歯肉炎・歯周炎の総称です。歯周病は気づかぬうちに進行し、最悪の場合、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。歯周病予防の第一歩として、まずは歯周病について正しく理解しましょう。


歯周病は大きく、「歯肉炎」「歯周炎(歯槽膿漏症)」の2つに分けることができます。歯肉炎は、歯肉だけの炎症で、歯を磨いたときにときどき血が出たり、歯ぐきが少し赤く腫れたりします。


歯周炎は軽度の場合、歯磨きをすると、血が出ます。歯が浮く感じや歯ぐきがむずむずしたり、歯ぐきが赤く腫れたりします。歯周炎の中等度になると、歯が長くなったような気がします。歯ぐきから膿が出て、ものが噛みにくく、歯ぐきが腫れ、口臭が気になります。


歯周炎の重度になると、歯がぐらぐらして、歯ぐきからいつも膿がでて、ものが噛めなく、口臭がひどくなります。


歯周病は口腔内だけにとどまらず、全身に様々な影響を及ぼすことが疑われています。

歯周病が影響を及ぼす可能性のある病気として、糖尿病・心臓病(狭心症た心筋梗塞など)・脳卒中・誤嚥性肺炎・慢性腎臓病・非アルコール性脂肪性肝炎・早産、低体重児出産・がんなどがあげられます。

全身の健康のためにも正しいケアを心がけたいものです。


歯周病の予防に一番重要なのは正しい歯磨きの継続です。

磨くルートを決め、サポートアイテム(歯間ブラシやデンタルフロス)を活用してください。

歯並びが悪く、歯が重なり合っているような部分は歯ブラシ以外に小さいヘッドの部分磨き用歯ブラシやデンタルフロスを使う必要があります。

歯茎が下がってきて、歯と歯茎の隙間ができている場合は歯間ブラシを使う必要があります。歯間ブラシも数種類のサイズがありますので、隙間の大きさに応じた適切なサイズの選択が必要です。

ブリッジが入っている場合も歯ブラシと歯間ブラシを使用してください。ブリッジと歯茎の隙間のサイズに合った歯間ブラシを選択してください。


そして、

かかりつけ医がいるように、歯科についても、かかりつけ歯科医を持ちましょう。

継続的に適切な治療や管理を提供し、いつでも相談に応じてくれる身近なかかりつけの歯科がいることは生涯を通じて口腔の健康を維持すること、健康寿命を延ばすことに繋がります。


本日もお読みいただき、ありがとうございました😏

曽我