2022年2月4日金曜日

生活習慣病予防を

 こんにちは、山内です。

昨日は節分でしたね。

私も家で豆まきをしました。邪気が払えてよい一年になればなと思います。



今回は、生活習慣病予防についてです。

一無、二少、三多で生活習慣病予防をしましょう。

「一無」は、禁煙の勧めです。

「タバコの三悪」とは、タバコによってからだに運び込まれるニコチン、タール、一酸化炭素です。

ニコチンは、 糖代謝や脂質代謝に異常を引き起こし、糖尿病や脂質異常症などのリスクを高めます。中枢神経系の興奮と抑制が生じ、心臓・血管系への急性影響をもたらします。

一酸化炭素 は、有毒物質です。赤血球のヘモグロビンと強力に結びついて一酸化炭素ヘモグロビンを形成し、血液の酸素運搬機能を妨げます。これを補助するために赤血球が増えた状態(多血症)になり、血液をどろどろにして血栓をつくります。

タールは、 さまざまな発がん物質、発がん促進物質、その他の有害物質が含まれています。

身体に害の大きいとわかっていてもタバコをやめるのは難しいという声をよく聞きます。

しかし、タバコの害は家族にも悪影響を及ぼします。ご自分の健康だけでなく家族の健康のためにもぜひ禁煙を考えてみてください。


「二少(にしょう)」は、少食・少酒の勧めです。

小食では、暴飲暴食を控えることが大切です。食事療法という言葉がよく生活習慣病で用いられることからも、糖尿病、脂質異常症、高血圧の予防・治療の基本は食生活にあります。

お腹いっぱい(満腹)まで食べる習慣をやめ、腹七~八分目くらいでやめるよう心がけましょう。偏食をせず、よく噛んで、三食を規則正しく食べましょう。

主食と一汁三菜、それに果物、乳製品をたべるとバランスよく食事を摂ることができます。

日頃から、食べ過ぎ・食事バランスを意識しましょう。

少酒では、アルコールは少量であれば良薬ですが、飲み過ぎには注意が必要です。

できるだけ控えるようにして、飲む場合でも日本酒換算で1日1合程度(アルコール量:約20g)までにしましょう。

三多(さんた)は、体を多く動かし(多動)、しっかり休養をとる(多休)、多くの人、事、物に接する生活(多接)の勧めです。

運動については、身体活動をできるだけ多くして、しっかり毎日の生活の中で維持しましょう。そして、身体を動かした後は、しっかりと休養をとることが重要です。

一無、二少、三多に取り組んで生活習慣病予防をしましょう。

それでは、また良い一日を。山内