2018年3月23日金曜日

1日15分はじめてみませんか?

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。
最近は雨の日が続いていましたが、今日はお天気も良く病院から石鎚山が良く見えてとてもきれいでした。
このままお天気も続けば、さくらも咲き始め、お花見シーズン突入です。朝晩の冷えはあるので、温かい格好でお花見をしてもらったらと思います。


3月も終わりに近づき、年度末。人事異動や新入社員など、職場環境や人間関係の変化が一挙に押し寄せ、何かと忙しい時期です。新鮮でワクワク気分もあるけれど、ストレスも溜まりがち……

そんなときにこそ気をつけたいのが、心の健康(メンタルヘルス)。忙しさや不安は目には見えないストレスとなって、あなたの身体にも悪影響を与えることがあります。 

1.自律神経・内分泌系の異常が代謝機能を乱す
  →血圧や血糖値が上昇する
   コレステロールなどの血中脂質の異常が起こりやすくなる

2.血液中の赤血球が増加する
  →心筋梗塞や脳卒中の原因となる「血栓」ができやすくなる

強いストレスは、時に心筋梗塞や脳卒中といった命にかかわる病気の引き金になることがあります。適宜、ストレスを解消する必要があります。
1日単位でのストレス解消法で、誰でも効果を実感しやすいのは運動です。運動した後はスッキリとした爽快感があり、肥満や生活習慣病予防だけでなく、メンタルヘルスにもよい影響を及ぼします。

運動すると自律神経の交感神経が活性化されて優位になり、意欲的でポジティブな思考になるといわれています。さらに以下の2つのことが関連していると考えられています。

(1)脳内で分泌されるエンドルフィンは、人がストレスに積極的な意志で立ち向かおうとするときに分泌される物質で気分の高揚・幸福感などが得られます。

(2)脳の情報伝達のバランスを整えるセロトニンが増えると心が落ち着いてさわやかな気分になり、集中力も高まります。不安感や抑うつ感なども改善されます。


メンタルヘルスのためには、楽しみながら、無理なく続けられる運動が適しています。
1日15分から始めましょう。15分というのは1日のうちの約100分の1の時間。習慣になってしまえば苦になりません。

15分でできることは、朝起きてラジオ体操をする、ひと駅を歩く通勤ウォーキング、犬の散歩、仕事や家事の合間のストレッチなどです。
体力や運動経験、時間的・経済的余裕などを考慮して、自分に合うものを行いましょう。

余談ですが、私は最近腹筋とストレッチ?みたいなことをはじめました。15分もしていませんが、続けていこうと思います。もう少し運動できたらなと思います。自転車通勤もサボりがちだったのを、はじめたいと思います。

皆さんも、4月から、新たな気持ちでできることをはじめてみてはいかがでしょうか??

では、皆さん良い週末をお過ごし下さい。
次回まで、See you again!!