こんにちは、山内です。
6月6日はアンガーマネジメントの日です。
アンガーマネジメントは、怒りをコントロールするスキルです。
職場や家庭で、何かの拍子にイライラしてしまったとき、皆さんはどのように怒りを対処していますか?
人間関係や仕事にも影響を与えかねない、怒りの感情を上手に付き合っていくため、コントロールすることが大切です。
○怒りを静める「6秒ルール」
怒りの対処術に共通するのは、「怒りに反射しないこと」です。
そのため、自分の怒りを感じたら、まず6秒待って怒りを静めましょう。
6秒で怒りが消えるわけではありませんが、理性的になることができます。
6秒数えるとき、「1…2…3…」とカウントするだけでは効果がない場合、「怒らなくても大丈夫」など、気持ちを落ち着けるための言葉を心の中で繰り返すと良いです。
また、深呼吸をするのも効果的です。
○怒りを点数化する
6秒カウントしている間、怒りを点数化するのもおすすめです。
平穏な状態を0、人生最大の怒りを10として10段階で怒りに点数をつけます。
採点中、怒りを客観視できるので、怒りが沈静化するのを助けてくれます。
○その場から離れる
6秒ルールでも怒りが収まりそうにない場合は、その場から離れるのも効果的です。
怒りの感情が外に出る前に、トイレに移動したり、飲み物を買いに外に出てみたりしてください。怒りの対象から気をそらすと、冷静になることができます。
移動しながら、怒りの感情が湧いたこととは別のことを考えてみるのも気を紛らわすことができます。
○「すべき」という価値観を捨てる
自分の中に「○○すべき」といった理想や価値観へのこだわりが多く、強いほど、怒りが生まれやすくなります。
自分の中にどのようなこだわりがあるかを洗いだし、ひとつひとつに「許容できる」「○○なら許容できる」「許容できない」の3段階で許容範囲を分けてみましょう。
「これなら許せる」という条件付きの範囲を少しずつ広げていくと、ストレスを軽減できます。
○相手の立場に立って物事を見る
相手の立場に立って物事を見るのも、効果的です。自分のことを客観視できるようになり、怒りそうになっても立ち止まりやすくなります。
相手の立場に立つときに大事なのは相手を知ること。知らなければ、相手の立場に立って物事を見るのは難しくなります。
怒りの感情を客観的に理解し、コントロールすることで、人間関係を築くのに役立ちます。
怒りという感情を押し殺すのではなく、どう向き合っていくかを考える、自身の感情と向き合う機会にして頂ければと思います。
それでは、また良い一日を。山内