2017年8月2日水曜日

夏風邪に注意

こんにちは。山内です。

毎日、暑い日が続いています。
こう暑いとエアコンが必須ですね。
気をつけていただきたいのが、夏風邪です。


夏風邪の原因は、高温で湿度の高い環境を好むウイルスで代表的なものがエンテロウイルスやアデノウイルスです。エンテロは腸、アデノは喉という意味からもわかるように、夏風邪を引くとお腹を壊したり喉が痛くなりやすいのは、これらのウイルスが活発に活動しているためです。

夏風邪の主な症状は、腹痛や下痢です。エアコンなどで体が冷え起こしやすい状況にあると思いますが、長く続く場合は夏風邪を疑うのがよいと思います。
また、喉の痛み、発熱、頭痛、咳です。

夏風邪の原因となるウイルスは、そのほとんどがお腹の中で増殖するため、体外に排出されるまで時間がかかり、治りにくいという特徴があります。
また、夏風邪のウイルスに対する有効な治療薬はありません。改善させるには症状を緩和させる対処療法を行うしかないので、少しずつ免疫力をつけて自然に治るのを待つしかないのが現状です。



夏風邪の予防は、冬の風邪は咳やくしゃみによる飛沫感染が中心ですが、夏風邪の場合は経口感染が多くみられます。
手洗いやうがいを心がけることが大切です。
夏風邪のウイルスは目から感染することもあります。目薬を差すことで表面を潤してウイルスを洗い流すことができます。
また免疫力の低下も、夏風邪の原因としてあります。炎天下での運動や外出、あるいは睡眠不足や不規則な食事が続いたとき、免疫力が急速に低下することがあります。体が疲れているときは、少し昼寝をするなどリフレッシュをしましょう。

皆さんも暑さに負けず、体調管理に気をつけて下さい。

それでは、またよい1日を。山内