2016年9月21日水曜日

リカバリー経験

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


連休はいかがでしたか。

お天気が安定せず、運動会ができたとか、できなかったとか。

そんな話題で始まる週明けとなりました。

連休中はかねてから行きたかった大塚国際美術館へ。

レプリカとはいえ、所蔵している種類、量は鑑賞しきれない程でした。



システィーナ礼拝堂天井画


モネの睡蓮を再現




本日は、「リカバリー体験」について。

ワークエンゲイジメントで欠かせない生活全体の見直しの一つです。

リカバリー体験とは、就業中のストレスフルな体験によって生起した急性ストレス反応や、それらの体験によって消費された心理社会的資源を、元の水準に回復させるための活動のことを言います。

4種類のリカバリー経験

リカバリー経験には、「心理的距離」「リラックス」「熟達」「コントロール」の4種類があります。

「心理的距離」は仕事から物理的にも精神的にも離れている状態であり、仕事のことや問題を考えない状態のことを言います。

「リラックス」は心身の活動量を意図的に低減させている状態のことを言います。

「熟達」は余暇時間での自己啓発のことを言います。

「コントロール」は余暇の時間に何をどのように行うかを自分で決められることを言います。


リカバリー経験の効果

日本人の労働者2,520名を対象に、リカバリー経験と心身の健康、ワークエンゲイジメント、仕事のパフォーマンスとの関連を検討した結果があります。

リカバリー経験の種類に関わらず、リカバリー経験が多いほど、心理的ストレス反応や身体愁訴が低く、ワークエンゲイジメントやパフォーマンスが高くなります。

仕事が終わった後に、仕事と心理的な距離をとり、リラックスし、自己啓発をし、自分の時間を自分でコントロールできている人ほど、心身の健康度が高く、いきいきと働き、パフォーマンスも高くなるのです。



どこにいるでしょう。



こんなことも楽しめます。



ご当地ラーメン。

徳島ラーメンは豚骨ベースに色があるそうです。白、茶色、黒など。

牛肉が入るところが特徴でしょうか。

美味しくいただきました。

では次回までお健やかに。 篠崎