2016年11月30日水曜日

健診と検診の違い

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


あっという間に年末がやってきました。年賀状のご用意はお早めに。

先日は大阪へ研修を受けに行ってまいりました。

ちょうどイベントと重なり、イルミネーションの点灯式を見ることができました。

御堂筋に車1台無い光景はなかなか見れません。貴重です。





今回は人間ドックアドバイザーのブラッシュアップ研修でした。

テーマはストレスを抱える方の生活習慣改善の支援について。

もう一つは睡眠について、講義を受けます。


その研修内容を一部ご紹介いたします。


「健診」と「検診」の違いについて。



「健診」と「検診」の意味合いは違います。健康管理センターでも二つを使い分けて表示しています。

健診:健康づくりの観点から経時的に値を把握する事が望ましい検査群

検診:疾患自体を確認する為の検査群

と分類されます。

それぞれがん検診や法定健診が当てはまりますが、そのどちらもかねそろえているのが人間ドックです。

一般的には人間ドック健診という風に、「健診」を通常は使用します。

こうなります。


中小企業の抱える問題として、「健康格差」が言われています。

元々は地域間での格差をさしていますが、近隣でも法定健診を受けるのみ、もっと言えば健診を受けていないという方もいらっしゃるようです。

できるなら、項目の多い生活習慣病予防健診や人間ドックを受けて頂きたいと感じます。



人間ドックの項目です。一部はオプションですが、内容は充実しています。

赤字が法定健診の内容です。

必要最低限であることがお分かりいただけるのでは無いでしょうか。

健診と検診どちらも大切です。



大阪といえばたこ焼き。

本場の味を楽しんできました。

では次回までお健やかに。 篠崎