こんにちは、山内です。
明日は中秋の名月になりますね。
天気も大丈夫そうなので、空を見上げて月を眺めたいなと思っています。
今回は、こむら返りについてです。
運動時だけでなく、就寝中に突然、足がつった驚きと痛みで目が覚めたり経験されたことがあるのではないでしょうか。
おさまるのをひたすら待つくらいしか出来ないのは非常に辛いですよね。
「つる」とは、足や手などの筋肉が伸縮バランスを崩してしまうことで、異常な収縮を起こし、元に戻らない状態をいいます。
一般的に、急に体を動かしたときに起こりやすい症状ですが、栄養不足や水分不足、冷え、熱中症、急激な寒暖差が原因で起きることがあります。
・ミネラルバランスの乱れ
カルシウムとカリウムは、筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあり、この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。
3つとも大切なミネラルですが、特にマグネシウムの不足は腱紡錘の機能低下に大きな影響を与えます。
・血行不良
体の冷えや座り仕事等による血行不良、寝ている間の血行の低下などが原因となります。
・筋力低下
高齢による自然なものがあります。女性の場合、女性ホルモンの減少に伴う筋力低下も原因の一つになります。
・体温低下
夏の冷房や秋冬の体温低下があります。
眠る姿勢や環境:あおむけで重いふとんを使うことも原因となります。
・水分不足
睡眠中にはコップ一杯の汗をかくと言われており、これが、睡眠時及び朝方につる原因の一つになります。また、お酒やコーヒーの摂り過ぎによる脱水も原因の一つです。
<足がつった時の対処法>
身体の力を抜く
痛くない楽な角度を探す
優しくゆっくりストレッチ
足首を回して筋肉の緊張をほぐす
膝を立てて休息
<生活で注意すること>
激しい運動を行う前にはストレッチ等の準備運動をしましょう。
運動後・発汗後の水分補給や塩分補給をしましょう。
それほど激しい運動をしない日常生活を送る場合でも、マッサージやストレッチなどを定期的に行うことで神経の一極集中を防ぐことが可能となります。
日頃から足がつらないようにするには、適度な運動や睡眠、バランスの良い食事などを意識しましょう。身体を冷やさない工夫も大切です。
「足がつる」のは糖尿病や腎不全、動脈硬化などの病気を知らせるサインとして起こる場合もあります。
いつもと違う、気になる場合は、医療機関へ受診もおすすめします。
それでは、また良い一日を。山内