こんにちは、山内です。
ゴールデンウィークが近づいてきましたね。晴れの日が少ないようなのが残念です。
コロナ感染予防に気をつけながら、楽しいゴールデンウィークをお過ごしください。
今回は朝食の欠食についてのお話です。
厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の経年変化によると、成人における朝食の欠食率は平成19年以降、男性15%程度、女性10%程度で推移しています。
年齢階級別にみると、男女とも20歳代で最も高く、年齢階級が上がるのに従い低下する傾向が認められます。
皆さんは朝ごはんは食べていますか?
1分1秒でも寝ていたいという人、「朝食を抜けばダイエットになる!」と思われている人、朝食を食べなくても1日2食で十分という人など、色々な理由で食べていない人がいらっしゃると思います。
朝ごはんを抜いて空腹のまま会社にいくと、脳だけでなく体を動かすエネルギーを取り入れていないために、体が重く、だるさや疲労感が残って元気が出ません。
必要なエネルギーを生み出す栄養が補給されていないと、体はグリコーゲンという形で貯蔵しておいたものを分解してブドウ糖を利用するため、長時間元気に活動できないのです。
欠食は、肥満やメタボにも深く関係します。
朝食を抜くと、前日の夕食から次の昼食まで何の栄養もとらない状態が長時間続くため、午前中はエネルギー不足の状態になり血糖値は下がり気味になります。
体は下がった血糖値を補おうとし、空腹感もあいまって昼食や夕食で必要以上の食事をとってしまうことにもつながります。
すると、血糖値は一気に高くなり、インスリンが過剰に分泌され、糖を脂肪として取り込むことになり体脂肪が増加し、太りやすくなります。
まずは朝食を食べるように意識していきましょう。
生活スタイルに合わせて、できることから無理なく取り組むことが大切です。
数日から1週間の中で、バランスを整える工夫をしましょう。
ごはんをベースに、汁物や魚、肉、乳製品、野菜 など多様な食材を組み合わせた食事となり、栄養バランス の整った食事がとれます。
サラダや果物、スープなどを、いつもの食事に加えるだけ で、栄養バランスがぐっと良くなります。
お惣菜や冷凍、レトルト食品なども活用しましょう。
朝食を食べて、心も体も健康な状態で、朝から充実した時間を過ごしましょう。
それでは、また良い一日を。山内