皆様こんにちは。
保健師 篠崎です。
週末は友人の結婚のお祝いにお花をレイにして贈り、そしてお花を頂く機会がありました。
梅雨明けも名残惜しい週末です。
最近の傾向ですが、こんなご質問があります。
「○○という所見が書かれてありました。インターネットで調べると、突然死の可能性があるとか。経過観察でいいと書かれていますが、これはすぐに治療がいるんじゃないですか。」
「先生に○○と説明を受けた。ネットでは○○があると太ももに痛みを感じることがあるとか。全部症状はあてはまっとる。どうしたらいいんや。」
「テレビでは乳がん検診はエコーが一番いいといっていました。その番組ではマンモグラフィーは意味がないといっています。私はどうしたらいいですか?」
それぞれにご自分の健診や結果に合わせて、メディアやインターネット上の情報を取り入れてらっしゃいます。
ICTを利用して健康につなげる手段をすでにお持ちになっています。
今回のケースでは情報が少し違っていたり、その情報に不安を抱いたりしているようです。ですが、正しい情報を選択したり、それを基に専門職に相談して頂くとその不安や間違いは解消されます。
インターネットは健康への関心を高める方法として、とても良い手段であると考えられます。
ICT健康モデル
総務省ではICTによる医療・福祉・健康に取り組んでいるようです。
http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/iryou_kaigo_kenkou.html
総務省HP リンクご活用下さい。
健康保険組合における取り組みです。
平成26年の実績です。
健康無関心層の取り込みが不十分なことに対し、インセンティブ(クーポン、ポイント)を活用する。
転職や退職による健康情報の分断が問題となることに対し、健康情報等をプラットフォーム事業者を活用して、健康情報を提供する仕組みをつくる。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000367608.pdf
資料ご活用下さい。
取り組みの結果、健康に対する関心が向上したり、健診を受ける意識の向上につながっています。
ICTの利用はこれからも期待できる手段と捉え、当院でも十分に活用していく予定です。
先日いただいたお花は夏らしい色合いです。
皆様よい連休をお過ごし下さい。
では次回までお健やかに。 篠崎