2016年7月8日金曜日

夏の日焼け事情

皆さん、こんにちは

保健師 近藤です。

暑い日が続いております。梅雨もまだあけておりませんが、今年は猛暑になるみたいなので、これ以上の暑さが続くのかと思うともう既にバテそうではあります。

カキ氷が食べたくなる時期です。
今年は登泉堂のカキ氷を食べたいです!!
行った方に聞くと、平日でも並んでいるみたいなので、もしかしたら、いちごはもうないかもしれないですね。。。




個人的にはミルクなしのほうが好きなのですが、なぜかこの写真しかなかったです。
なにせ、二年前の写真です。



この時期、特に女性の方が気なってくるのは紫外線日焼けです!!!

私も、焼けたくないタイプなので、日焼けしないように微妙に頑張っております。

紫外線とは・・・

紫外線とは、地球に到達する太陽光線のうち、波長が短く、エネルギー の 高い光を指します。
UVというのは、紫外線を英語で言ったultravioletの略です。
  
紫外線はUVーA波、UV-B波、UV-C波の3種類に分けられます。そのうちA、B波が地球に届いています。

UVBは、皮膚の表面に届き、皮膚や眼に有害です。日焼けを起こしたり、皮膚がんの原因になります。
 一方、UVAは、B波ほど有害ではないといわれていますが、長時間浴びた場合は同じように、細胞を傷つけるため、同様の健康被害の原因となります。窓ガ ラス や雲を通過して皮膚の奥深くまで届きます。そして、しわやたるみなどの「肌の老化」を引き起こす原因になります。
そしてどちらもいわゆる「日焼け」の原因となります






外出時の紫外線対策としては、

1.紫外線対策しっかりした生地の服を着る

服は、織り目、編み目がしっかりしている生地を選んでください。木綿やポリエステル、その混紡が適しています。七部袖や襟付きのシャツなど、体を覆う部分が多いほど良く、淡い色より濃い目の色のほうが、より紫外線をシャットアウトする効果があります。

2.帽子をかぶる

麦わら帽子のような、幅の広いつばのある帽子ほど効果があります。

3.日傘を使う

日差しが強いとき、日陰のない場所では積極的に利用してください。白より黒っぽい色のほうが、より紫外線を防いでくれます。

4.日焼けクリームを使う

SPF(紫外線防御指数)やPA(UVA防御指数)をしっかり確かめて、日常用やアウトドア用など、戸外活動時間に合わせて使い分けましょう。

5.日陰を利用する

 できるだけ直射日光を浴びないように。うつむいて歩くだけでも、顔への紫外線の影響は違ってきます。



現在、

紫外線の強さと人体への影響についての指標として、国際的にも広く用いられている「UVインデックス」といいます。

UVインデックス
人体への影響
対策
1~2
弱い
安心して戸外で過ごせる
3~5
中等度
日中はできるだけ日陰を利用しよう
6~7
強い
できるだけ、長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を利用しよう
8~10
非常に強い
日中の外出はできるだけ控えよう
11+~
極端に強い
必ず、長袖シャツ、日焼け止めクリーム、帽子を利用しよう


また、気象庁では毎日、全国各地の「紫外線情報分布図」をUVインデックスと共にインターネットで紹介しています外出前に、ぜひチェックしてみてください。


愛媛は、現在中等度ですね。



日焼け止めクリームの選び方

SPFはSun Protection Factorの略で、主にUVBの防止効果を表しています。
SPFは2~50の整数値、また、それより上の効果の場合は50+で示されます。
日やけ止め化粧品では、「SPF15」「SPF30」といった数値が記載され、数値の大きい方がUVBの防止効果は高くなります

PAはProtection grade of UVAの略で、UVAの防止効果を表しています。PA+(効果がある)、 PA++(かなり効果がある)、PA+++(非常に効果がある)などで表示され、+が多いほどUVAの防止効果は高くなります。


普段のお出かけは SPF15、PA+~++程度のもので十分と言われています。


日やけ止め化粧品には多くの種類があり、それぞれにUVカット効果や使用シーンなどに合わせた特長があります。生活シーンや、活動する時間帯や場所によって適切なSPF、PAは変わります。
目的や使い心地、紫外線に対する肌の敏感度なども考慮したうえで、日やけ止め化粧品を選ぶことが大切です。


最近は、日焼け止めクリームも色々な種類があり、SPF、PAが何を表しているのか、何を使えばいいのかわからなくなります。参考にして頂けたらと思います。


万全にケアしていても、どうしても紫外線を浴びてしまった場合・・・

しっかり肌を保水・保湿をしてあげることが何より大切です。肌は軽くやけどした状態ですから、まずはしっかりと保冷剤などで冷やしてあげて、たくさんうるおいを与えてあげて下さい。

また積極的にビタミンC・Eを摂るとよいです。
トマトやスイカに含まれるリコピン、ニンニクやタマネギに含まれるセレニウム、またポリフェノールも有効だといわれています。


トマト、スイカをもりもり摂って、紫外線対策に望みましょう。


では、次回まで

See you again!!!