2015年12月11日金曜日

お酒の飲みすぎにご注意を。

こんにちは。保健師の山内です。

12月に入り、忘年会シーズンとなってきました。
お酒を飲む機会も増えてくるのではないでしょうか?

今回は、お酒のことについてお話したいと思います。

体の負担にならない飲み方にするには、適量におさえることが大切です。
厚生労働省が推進する「健康日本21」によると、適度な飲酒量は、1日平均純アルコールで約20g程度としています。


お酒に強い人もいれば、弱い人もいるため、適量には個人差がありますが、お酒の量はほどほどにして楽しく飲んでくださいね。

また適量でも、毎日お酒を飲むと肝臓に負担をかけてしまいます。
週に2日はお酒を飲まない日を作りましょう。肝臓を休ませてあげることが大切です。
しかし、休肝日を作ったからと言っても大量にお酒を飲んでしまうと効果はありません。
普段から、適量を心がけてください。

時々、お酒を飲まないと眠れないというお話を聞きますが、じつはそれは間違いです。
寝酒は、むしろ眠りが浅くなって夜中に目を覚ましたり、翌朝早くに目が覚めてしまうなど睡眠の質が落ちてしまうのです。
お酒は、寝る前ではなくて夕食の時に食事と一緒に飲むほうがよいです。


お酒を飲むときのおつまみにも選び方に注意しましょう。

お酒を飲んでいるときは、アルコールによってビタミンやミネラルが失われやすいです。
おひたしや和え物などの野菜、海藻類、肝臓がアルコールを分解する時に使われるたんぱく質を含む冷奴や枝豆などの豆類を使ったものを選ぶようにしましょう。

揚げ物を食べたくなってしまいますが、から揚げやフライドポテトなどは、高カロリーで塩分も高いため、食べ過ぎないように注意しましょう。刺身やサラダ、酢の物など低カロリーのものを選ぶようにしましょう。

もしもお酒を飲みすぎてしまった場合は、肝臓でアルコールを処理できないため二日酔いになってしまいます。

もし、二日酔いになってしまったら、体内の水分が失われた状態になっているため、スポーツドリンクなど水分を多く摂りましょう。
アセトアルデヒドの分解に役立つ糖分やビタミンCを含む果物を食べるのも良いです。
胃痛や吐き気などの症状もある場合は、胃腸薬を活用しましょう。
他に、運動やお風呂は逆効果で、代謝に必要な血液を肝臓に集めておくためにも安静にする事とが大切です。あとは時間が解決してくれます。

皆さんも、お酒と上手に付き合って、忘年会を楽しんでください。


最近寒くなってきたので、うちの母が好きなのもあり、切り干し大根作りに挑戦してみました。



今年、初めての1回目はかびてしまって失敗してしまいましたが、2回目でやっと成功しました。できるとうれしいものですね。

それでは、また、よい1日を。山内