保健師 篠崎です。
いもたきの季節ですね。夜は涼しく過ごしやすくなりました。
病院では職員が参加するいもたきが加茂川で開催されます。
たくさんの人と楽しく話しをしながら食事をする。ストレス解消になります。
その行動と心の健康とは関連があるようです。
本日は「脳の元気」について。
悩んでいたり、落ち込んでいるときには脳の中で変化が起きています。
脳内物質といわれるものが、神経細胞同士のつなぎ目で適切に分泌されていないことが原因といわれています。
最近の脳科学では、従来心とか精神という見方をされていたことを、脳の中の科学的な変化としてとらえるえるようになってきました。
脳をうまく切り替える
①思い出さないようにする
脳は忘れることが基本です。全てを覚えていることは不可能で、むしろ忘れることの方が重要な場合があります。
感情が揺り動かされたことは記憶から消えることはありませんが、思い出さないことが重要です。
そのために、新しい別なことを始めたり、自分の好きなことに打ち込んでみると、その間は悩みを忘れます。
脳は同時に二つのことを考えられないため、それを利用して何か別なことをしてみましょう。
②楽観的になる
楽観的になることは、希望を持つことです。
楽観的とは、マイナスをプラスに変えてしまう非常に重要な思考法です。
今自分が危機的状況にいても、何かプラスに出来ることはないか、そう考えてみる。楽観的思考はそこから始まります。
③ストレスを早く回避する
人間の脳はストレスが長引くと、神経細胞自体が壊れていきます。そうなると、落ち込んだ状態から早く復帰できなくなります。
早くストレスを解消する事で、これが脳を守ることにもなり、気持ちが元気になります。
④ウォーキングが脳を元気にする
ウォーキングによって脳内物質のセロトニンが増えてきます。
セロトニンが減るとうつ病の原因になると言われています。
気分が落ち込んだときには、ウォーキングをすることで気分が高揚し、心が安定してきます。
最新の脳科学の考え方では、脳は変化する事ができると言われます。
それに影響するのは、外からの情報、運動、脳の使い方です。これらをうまく工夫する事で、脳をうまく切り替えていくことができます。
なんだか悩んでますね。
おや、うまく脳を切り替えられたみたいですね。
では次回までお健やかに。 篠崎