2016年8月31日水曜日

健康リテラシー

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。


季節の変わり目ですね。台風の影響もあったかも知れませんが、風が暑さをさらう様な一日でした。

いちじくは初物です。






リテラシーという単語の意味をご存知でしょうか。


最近はカタカナで表記されるものが多く、意味をしっかりと理解されないまま頻繁に使われるものもあります。例えば 「アイデンティティー」 だとか。

リテラシーは「読解記述力」を指し、現代では「適切に理解・解釈・分析し、改めて記述・表現する」という意味に使われています。


健康リテラシー (ヘルスリテラシー)

健康リテラシーは、花王株式会社が取り組む「KAO健康2015」のスローガンの一つです。

「健康改善はもちろん重要ですが、健康を維持する事も本当に価値があることです。」というのが社長さんの言葉です。

花王株式会社では、従業員が健診結果を理解し、「自分ごと化」することに力を注いでいます。従来の「受けるだけの健診」から「気付きを確認する健診」への転換を考えています。

この気付きを確認するというのが、リテラシーという意味とつながる訳です。


受けるだけの健診(健診の目的化)

        ↓

気付きを確認する健診(健診の手段化)



まずは健診を受ける

⇒健診を受けた後、速やかな情報提供を行う

⇒健康づくり活動

⇒次年度の健診前に健診結果を振り返る

⇒健診前に生活習慣改善を図る

⇒健診を受診する


以上のようなサイクルを企業が全従業員に推進しています。

健診リテラシーが高い企業は健康経営もさかんに行われているのではないでしょうか。






中央病院とご近所の甲


麺が終了したら営業終了となる為、なかなか行けないお店です。

絹皮ナスのおそばと迷った結果ざる。

美味しいおそばをお昼にいかがでしょう。


では次回までお健やかに。  篠崎