2016年8月5日金曜日

第57回 日本人間ドック学会学術大会

皆さん、こんにちは。

保健師近藤です。

暑い日が続いており、寝苦しい季節です。

ジトジト汗をかいて目覚めるこの最近です。ナントも目覚めが悪いですね。


今回は、7月28、29日と『第57回 日本人間ドック学会学術大会』という研修に行ってきたので、
それについて少しお話したいと思います。



人間ドック学会が主催のこの学会は、毎年行われてるみたいなのですが、私は初めて参加させてもらいました。今年は長野県の松本市でありました。
ちなみに4000人ぐらいが参加していたそうです。
3会場で行っており、シャトルバスも出ていました。バスを待っていると時間もかかるので、歩いていくこともしばしば。この2日間でもかなり歩いたと思います。



私は、長野県に行くのも初めてだったので、現地に着くまでも大変だったのですが、

今回松本でホテルを予約することができなかったので、長野市に宿泊したのです。
しかし、この松本まで行くのに快速でも1時間くらいかかります。どんこでは1時間以上・・・西条と松山ぐらい離れているのだということをまず学びました。

ちなみに、松本市は

松本城をシンボルとした城下町であるとともに、北アルプスの玄関口として多くのアルピニストを迎える「岳都」、スズキ・メソードやセイジ・オザワ松本フェスティバルに代表される音楽の「楽都」、旧開智学校や旧制松本高等学校当時から受け継がれてきた、学問教育を重んずる「学都」の「三ガク都」を標榜しているそうです。

駅前は西条よりも都会でした。



長野県は長寿の県とも言われ、
松本市に関しては、市をあげて『健康寿命延伸都市・松本』を目指して活動をしていました。
平成20年度から『人の健康』はもちろんのこと、『生活』『環境』『教育・文化』『経済』『地域』の6つの健康づくりをまちづくりの基本目標として活動をしていました。

その中で印象的だったのは、体力健診など事業ををするにしても保健師や理学療法士などの専門の人が直接指導するのはもちろんのこと、体力づくりサポーターとして、地域住民が主体となって、積極的に活動し、地域全体で、健康づくりに取り組んでいる様子がとても印象的でした。

行っている場所も地区ごとの公民館など他の人たちも参加をしやすい場所で行ったり、地域が基盤となって活動している様子が伺え、素敵だなと思いました。
食育なども活発で、健康に対しての意識が皆高く、高いからこそその周りへの影響力も高く、平均寿命の延びにも繋がっているのだと感じました。

西条市も行政で様々な取り組みを行っているとは思いますが、ここまで積極的に行っているのかと思うと疑問があります。私がいうのもなんですが、、、
松本市では、各自治体が活発に健康づくりに関する活動をしている様子が想像でき、とても魅力的な市だなと思いました。

また、

インターバル速歩を推奨されている信州大学の教授の能勢先生の話も面白かったです。
インターバル速歩は、3分ゆっくり歩いて、3分速歩きをくり返して行い、それを1日15分行うといい。というものなのですが、

ヒトの体力は20歳代をピークに30歳以降10歳加齢するごとに5~10%ずつ低下するそうです。

そこで、インターバル速歩を

これを5ヶ月間トレーニングを続けた人は、

体力が20%向上!!
高血圧・糖尿病・肥満が20%改善!!
医療費が20%削減!!(続けて行うことで)

という結果が出ているそうです。
詳しく知りたい方は、

http://www.jtrc.or.jp/interval/

今日は、この辺で終わろうと思います。
また次回、続きをお話ししたいと思います。


ちなみに、

ランチョンセミナーでのお弁当です。




長野にいて思ったことですが、全体的に素材の味をいかしていることが多いですね。このお弁当も味が薄めですが、美味しかったです。

個人的には高菜のお漬物が好きでした。

では、次回までSee you again!!