保健師 近藤です。
いつの間にか、2月も終わろうとしてます。
寒いのはもう辛くなってきたので、早く暖かくなって欲しいなと思いますね。
前回篠﨑さんが梅の花の写真を載せていましたが、花が咲き始めてくると心もウキウキしてきます。(花粉症の方にはお辛い時期かもしれませんが・・・)
今週の水曜日に、交流分析士准教授・接遇心理アドバイザーの山崎真理先生が来られ、
『人間関係を良くするコミュニケーションと接遇』
という講義をしてくださいました。
とても良い講義だったので、今日は健康に関係はありませんがその話しを簡単ではありますが、させてもらおうかと思います。自分の解釈も入っていますが・・・温かい目で見守って下さい。
まずは、『値引き』をしてはいけないということ。
値引きって何?てなると思いますが、
値引き:現実を歪め過小評価すること
自分や他人の能力や人格を軽視すること
問題解決に関する情報に気づかず無視すること
『私には~できない』という言葉の中には~できないの?したくないの?という言葉が含まれ、自分の能力を過小評価していることに繋がります。
『~しようと思います』という言葉もよく使ってしまいがちな言葉ですが、ずっと思っているだけ??実際にはしないの?という疑問が残り問題解決にはなっていません。
『まぁいいか』という発言は1番よくないそうです。現実にある問題を見ないふりをしている状態で、なんの問題解決にもなっていません。
まぁいいかと済ませるんのではなく、3秒とどまって、次にどうすればよいか考えるほうが良いといわれてました。
私もそうですが、あいまいな表現をしてしまいがちですが、語尾をあいまいにする事で、自分の行動もあいまいになってくるそうです。
『~していきます、取り組みます、~します』と言い切ることが大切で、
○時までに持っていきますと断言すると、人は○時までに必死にやろうとするので責任を持った行動に繋がっていくとのことでした。
人間関係を良くするコミュニケーションの築き方としてストロークをうまく活用していく必要があります。
ここで、ストロークって何?となります。
ストロークはその人の存在や価値を認めるための言動や働きかけのことだそうです。
具体的なストロークとしては、下のようなものです。
交流分析の創始者であるエリック・バーンは『人間は、ストロークを得るために生きているのだ』と言っているほど、ストロークは私たちにとって大切な“心の栄養物”だそうです。
人からほめてもらうことで、嫌な気分になる人はいないと思いますが、プラスのストロークを与えられれば、心の糧として成長する。自分もストロークを出すし、相手からもプラスのストロークをもらえれば、人間関係が悪くなることは少なくなるということです。
実際に、人から呼ばれたときの対応方法も教えて頂きました。
人に呼ばれたときの対応方法 : ①手を止める
②アイコンタクト(正対する)
③3分咲きの笑顔
④対応用語
①②③の対応で相手に自分の本音が出てくるそうです。背中を向けられたまま返事をされても確かにあまり良い気分になりません。正面をみて顔を見ながら返事されると私のことを気にかけてくれてる感じを受けます。
ちなみにこの対応は4重のストロークをかけているそうで、この対応で嫌な気分になる人はいないそうです。すごいですよね。
皆さんも、人から呼ばれたときはこれを是非使ってください。
言葉を発するときに、『○○さん』と相手の名前を呼び、言葉をかける。これだけで、他の誰ならぬあなたにとういう特別感が生まれてきます。
名前を呼ぶだけで親密感は深まっていくそうです。
実際に、名前を呼ばない・呼ばれるバージョンで
『昨日は、遅くまで手伝って頂きありがとうございました』というような台詞をお互いに言い合ったのですが、感じ方は違いました。
名前を呼ぶということは、凄い力を持っているなと感じました。
とういうような講義を受けたのですが、凄く勉強になりました。私の説明で伝わりづらいと思いますが、少しでも参考にして頂けたら幸いです。
話しは変わりますが、
最近薬王寺に行ったのですが、50円という安さに惹かれ、またおみくじをひきました。
なんと今回はまさかの
『大吉』でした。
では、皆さん次回まで See you again!!