2018年10月26日金曜日

効果的なうがい・手洗い

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

朝晩と寒くなってきました。紅葉シーズンも突入です。お天気のいい日に紅葉も見に行きたいですね。

今日は、これから流行ってくる風邪やインフルエンザ予防のための、うがい・手洗い方法についてです。効果的なうがい・手洗いを行って、風邪などを防いでいきましょう!!

うがい
ウイルスは空気中に紛れていて、気づかないうちに吸い込んでしまっていることも!外から帰ったらすぐにうがいをして、のどの粘膜についたウイルスを洗い流しましょう。うがい薬を使用することで、のどの殺菌・消毒効果がいっそう高まります。

感染対策のうがい 上を向いて喉の奥を洗う「ガラガラうがい」
①うがい液を口に含み、唇を閉じて頬の筋肉を動かし、「グチュグチュ」と行い、吐き出します。
②もう一度うがい液を口に含み、上を向いて、「オ〜」と発声してうがいをします。(声が震えはじめると、口蓋垂の奥へ届いている証拠です)約15秒くらい


③冷たいうがい液が口中で温かく感じてきたら、吐き出してください。


手洗い
きちんと洗ったつもりでも、意外と汚れが残っているのが「指先」「指の間」「手首」です。特に小さな子どもは指先を手や口に入れてしまいがちなので、注意が必要です。また、オフィスで夕方まで働いた手を部位別に調べた結果、手の甲と指先が特に汚れていることがわかりました。つまり、物によく触れる指先は汚れがつきやすく残りやすい部位なんです。


①指輪や時計などははずします。
②まず流水で手を洗います。
③せっけんをつけてしっかり泡立てます。

④手のひら、手の甲をこすり、指の間は、両手を組むようにしてこすり合わせて洗います。
⑤親指は、反対の手でねじるようにして洗います。
⑥指先、爪の間は手のひらの上で指先をこするように洗います。

⑦手首は、反対の手でねじるようにして洗います。
⑧流水でせっけんと汚れを充分に洗い流します。
⑨清潔な乾いたタオルで水分をしっかりとふき取ります。


※タオルの交換について
「湿ったら取り替える」がおすすめ
手を拭いた回数や、部屋の温度・湿度などにもよりますが、一度湿ったタオルは長時間放置することで細菌が増殖し、細菌が残っている可能性が・・・。タオルは一見汚れていないように見えても、「湿ったら取り替える」ことをおすすめします。


では、良い週末をお過ごし下さい。
次回まで、See you again!!