2018年10月10日水曜日

目の健康

こんにちは、山内です。

10月10日は、「目の愛護デー」です。
目の健康についてお話します。

最近は、パソコンやスマートフォンなどを用いて長時間コンピューター業務を行う機会も多く目を酷使しています。
常時目に負担をかけ過ぎてしまうと眼精疲労となってしまいます。

眼精疲労になってしまうと、眼の疲れや眼の痛み、かすみ目、まぶしさ、眼の充血等といった症状がみられます。
さらに目以外にも頭痛や肩こり、吐き気などの症状を呈するようになります。
特に刺激に対する反応が鈍い、思考力が低下し注意力が散漫、根気が続かない、動作が緩慢になり行動量が低下するなどの症状が現れたら疲労がピークに達してきているかも知れませんので要注意です。



疲れ目の予防・改善のために、
○適切なめがね、コンタクトレンズをする。
○パソコンのディスプレイを長時間見続けない。
○目の休息を心がける。
○悪い姿勢で読書などをしない。
○読書時やパソコン作業時にあった照明を選ぶ。
○十分に睡眠をとる。
○エアコンなどの風を直接目に当てない。
○紫外線を浴びない。
○ストレスを解消する。
○蒸しタオルを目の部分にあてる。など

仕事が忙しくてなかなか休めないという方もいると思います。日常のちょっとした時間で休養をとり疲れをためないような工夫が大切です。
休養をとるにはやはりよく眠ることです。
他にはぬるめのお湯でゆっくり入浴をしたり、就寝前に軽い運動をしたり、枕などを自分に合ったものを選び熟睡できる環境を整えましょう。

入浴には、心身をリラックスさせて眠気を誘う効果があります。深い眠りを得るには、少しぬるめの約38~40℃のお湯にゆったりつかるのがベストです。血行を促し、疲れた筋肉の緊張がほぐれていきます。入浴できなくても、洗面器やバケツに40℃ぐらいのお湯を張って足を15分ほど浸して温める「足湯」を行うだけでも効果的です。ストレス解消には入浴しながら音楽を聴いたり、アロマテラピーをとり入れるのもいいでしょう。また、お湯につかりながら疲れた部分のマッサージをするのも効果的です。

安眠を得るには、就寝1時間ほど前の入浴が良いといわれています。入浴後のリラックスした状態で、温まったカラダが冷めていくタイミングがもっとも入眠しやすく、より深く心地良い眠りが得られるでしょう。
シャワーは手軽で便利ですが、やはり疲れをとるには入浴が一番。季節にこだわらず毎日、就寝前の入浴習慣をつけたいものです。

また、十分な栄養補給をすることが大切です。
たんぱく質や、ビタミン、ミネラルもとりバランスのよい食事を心がけましょう。
特に、ビタミンB1をはじめとするB群や、C、Eには抗疲労作用があるため、疲れを感じるときには積極的にとりたい栄養素です。

ビタミンB1:豚肉、うなぎ、大豆、豆腐、玄米、ごまなど
ビタミンB2:レバー、納豆、ほうれん草、牛乳、卵など
ビタミンB6:さば、さけ、バナナ、ピーナッツなど
ビタミンB12:レバー、牡蠣、にしん、卵、チーズなど
ビタミンC:いちご、レモン、ピーマン、ジャガイモなど
ビタミンE:大豆、ピーナッツ、ほうれん草など

食事だけでは十分摂れない場合は、ビタミン剤などサプリメントを利用して補いましょう。

症状に対して、自己判断せず休養をとっても症状が改善しなかったり続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。



それでは、またよい1日を。山内