皆様こんにちは。
保健師 篠崎です。
週末から急な寒さになかなか慣れません。「去年何着てたっけ」と季節が変わる毎に行っている気がします。
年末も近づき、お仕事も忙しい時期になります。本日はメンタルヘルス不調の原因でもある人間関係について。
先日西条中央病院では接遇研修が開催され、アンガーマネジメントコンサルタント 山崎真理先生をお招きしました。
研修では患者様の不の感情に寄り添うクレーム対応という題でしたが、日常の人間関係の改善にも応用できる情報がありましたのでご紹介します。
ストローク(存在認知)
心理学では「人間はストロークを求めて生きている」と言われています。「ストローク」とは、言葉や態度を通して相手の存在を認めるすべての働きかけ、つまり「存在認知」のことです。
ストロークを分類すると肯定的(プラス)ストロークと、否定的(マイナス)スロトークの二つに分けられます。
プラスストロークは相手に喜びや幸福感を与え、心の糧として成長します。
マイナスストロークは「あなたはダメだ、価値を認めない」というメッセージを送るものであり、相手を不愉快で憂鬱な気持ちにさせ、自信を失わせてしまうことがあります。
目線を合わせる、微笑む、相槌を打つ、挨拶する、傾聴する、親切に教える、ほめる、励ます、信頼する、任せる、情報を知らせる、拍手をする。
このようなプラスストロークによって「あなたを認めています」「気にかけていますよ」というふれあいができます。
部下は上司や先輩から、日々ストロークを求めて生きています。
ストロークは“心の栄養素”、生きていくために欠かせないものなのです。
人間関係がよくなる方法として取り入れてみてはどうでしょう。
朝の「おはよう」に相手を一言ほめる言葉を入れてみる事や、激励の言葉があってもいいですね。
先日開催された大阪NHK杯は羽生選手がケガの為欠場となりました。
会場に行くことができたものの、現地はどこか元気のない雰囲気です。
ですが、日本人選手の活躍や、他国の選手の演技を近くで見られて感動です。
では次回までお健やかに。 篠崎