2017年6月21日水曜日

夏に多い脳梗塞

おはようございます。山内です。

昨夜は雨が降り、梅雨になったなと感じるようになりましたね。



脳梗塞は、1年の中でも夏(6~8月)が最も多くなります。

夏は汗を多くかくため,体内の水分が不足しがちになります。
脱水状態になると,血液がドロドロ状態となり,血流が悪くなったり,血栓ができやすくなったりするため,脳梗塞,心筋梗塞,熱中症などの危険性が高くなります。


脳梗塞になりやすい時間帯は、早朝の時間帯が多いようです。特に就寝中は水分をとらないため脱水状態になりやすいからです。

脳梗塞の症状としては、体の片側の手足に力が入らない、半身のしびれ、ろれつが回らない、言葉が出てこない、物が二重に見える、重いめまい、激しい頭痛、ふらつく、歩行困難などの症状が現れます。
これらは「一過性脳虚血発作」と呼ばれ、小さな血栓が一時的に血管を詰まらせて起きる症状です。時間にして数分から数十分程度で、一日も経つと症状が治まってしまうので、そのまま放置する人が多く、これが事態を悪化させています。
こういった症状がある場合は、早めに病院を受診する事が大切です。

夏の脳梗塞の予防としては、水分を多めに摂るように心がけましょう。脱水状態にならないためには、のどが渇く前にこまめに水分補給です。
特に就寝前や起床後、お酒を飲んだ後の水分を摂るようにしましょう。
ただし、腎臓や心臓等の病気で治療中の方は、医師から水分の摂取について指示を受けている場合がありますので、その場合は医師の指示に従ってください。

【脳卒中予防十か条 】
1.手始めに 高血圧から 治しましょう
2.糖尿病 放っておいたら 悔い残る
3.不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4.予防には タバコを止める 意志を持て
5.アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6.高すぎる コレステロールも 見逃すな
7.お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8.体力に 合った運動 続けよう
9.万病の 引き金になる 太りすぎ
10.脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

(社団法人 日本脳卒中協会ホームページより) 

脳梗塞を予防して、健康寿命をのばすようにしましょう。

それでは、またよい1日を。山内