2017年3月8日水曜日

労働組合の健康づくり活動

皆様こんにちは。

保健師 篠崎です。

暖かくなってきました。梅の花、桃の花が咲き、桜が待ち遠しい季節です。

友人宅のミモザもきれいに咲き、風に揺られています。




年度末が近づき、目標の評価と次年度の目標を設定する時期ですね。

健康づくりも、年度の評価や目標設定を行う必要があります。

来年度はぜひ取り組んでみてはいかがでしょう。

今回は、健康づくりのお手本をご紹介します。

旭化成労働組合の取り組み

旭化成は労働組合が主体となり、健康づくりを行っています。

労働組合は従来賃金要求や生活改善などの処遇面の活動がその中心を占めていました。
組合は新たな存在意義を再定義すべく、2006年に新たなミッションとビジョンを制定しています。

ミッション:旭化成労働組合は一人ひとりが「豊かで充実した人生」を歩む手助けをします。
ビジョン①:働きがいを高めるため「強い現場」の実現を目指します。
ビジョン②:生きがいが実感できる「ワーク・ライフ・バランス」の実現を目指します。

ミッション・ビジョン制定の背景には、これまでの「要求」する労組としてではなく、真に労使協定で会社も社員もお互いが豊かになろうとする、そのためには、社員も自律的に考える必要があるとする、これからの労組の存在意義がみえます。

「強い職場」「ワーク・ライフ・バランス」の定義

「強い職場とは」
・仕事に誇りが持てること。
・創意工夫が大切にされること。
・個人の成長が実感できること。
・人間関係が良好で、期待と信頼感があること。
・職場環境が心身ともに快適であること。

「ワーク・ライフ・バランスを実現するとは」
・自らがいきいきと積極的に行動していること。
・明るい家庭・地域・釈迦を目指して働きかけていること。
・ともに助け合い協力することで力を発揮していること。
・自分が貢献している喜びを実感できていること。
・経験や発見を通して、成長を実感できていること。

明確なビジョンに対し、ミッションを定義をすることでより効果的な結果を期待できると感じます。

まずはミッション・ビジョンを考えてみましょう。職場をそういう目で見てみると、自然と見えてくるものではないでしょうか。

組織的な関わりも必要ということがわかりました。今後に活かせそうです。





先日は友人に会いに八幡浜へ。

地元人気店「ロンドン」で八幡浜チャンポンをいただきました。

思っていた以上に美味しくて、みなっとの持ち帰り用チャンポンが売り切れるのも納得です。機会があれば是非。

では次回までお健やかに。 篠崎