皆様こんにちは。
保健師 篠崎です。
気温の変化が感じられる1週間となりました。春が来たと思えばやはり冬。
咲いているお花は春らしくなって、少し気分が暖かくなります。コーヒーのパッケージにも早くも桜が咲いています。
経営強化セミナー(大阪)
先日経営強化セミナーを受講してきました。
内容は健診センターのための経営ですが、受診者皆様に喜んで頂ける情報がたくさんありました。
まず健診の動向です。
この5年間で人間ドックを受けた方の数は横ばい。2日コースを受ける方の数は減少しています。
健康保険組合の負担金増額や福利厚生の縮小もあり、高額なドックは年々減少しているようです。
さらに、今後は60歳代の退職者が人間ドックや健診を受ける時代になるようです。
健診を受けない理由は様々ありますが、皆さん「受ける必要がある」とは感じています。
健診を受診できない負の理由を解消する事が、受診率を上昇させるポイントになります。
企業の中でも健診を受けたがらない職員さん、いるのではないでしょうか。
負の理由が存在するということです。
最近ではよくある健康教室ですが、糖尿病やがんよりも、認知症についての内容に皆さん集中して参加されるそうです。
認知症については関心は高いということですね。
当院には認知症看護認定看護師が従事しています。今後研修会開催も視野に入れて企画を検討したいと考えています。
また受診者サービスにおいて、どの施設も待ち時間に対して対策をとっています。
受付時間の調整や検査枠の調整など。
しかし、受診者満足度は待ち時間がたとえ縮小してもあまり変化はないのだそうです。
これには驚きでした。
受診者の傾向として、それぞれに不満が無いか。そして付加価値があるか。ということで満足度は変化するということです。
満足とは頭で理解するものではなく、五感で感じるものだそうです。
目で見えるもの、香り、聞こえるもの全般です。
そう解釈すると、私達が改善できるところはたくさんありそうです。
これから皆様の満足を頂くために、創意工夫をしたいと感じました。
来年度の受診で変化が見られるよう準備いたします。
友人のお誕生日会をかねてお食事へ。
この日は穴子が美味しいということで、にぎりと巻きをいただきました。
一年に一回の当たりだけあって、本当に美味しい。
ごちそうさまでした。
では次回までお健やかに。 篠崎