保健師 篠崎です。
やっと冬らしい気候になったと感じる朝。
日の出時間が遅くなり、その間際を見ることが出来ます。
NPO法人セミナー 「心と身体の健康づくり」のご報告
本日は先週に引き続き、講演内容をご報告します。
働く人の健康問題は、年々上昇しています。例えば健診の有所見者率は平成24年で平均52.7%と上昇を続けています。
企業が健康管理を行う上で重要なのが、健康管理体制が整備されているかどうか。
企業が行う健康管理の評価内容をご紹介します。
1.健康状況の確認を行っているか。
2.健診実施後の事後措置ならびに指導を行っているか。
3.担当者(健診・衛生管理)の選定をしているか。
4.労働衛生教育・健康教育を提供しているか。
5.事業者の健康習慣はみなおされているか。
6.ストレス対策をしているか。
7.健康づくり計画を作成しているか。
8.健康づくりへの実践的取り組み。
以上のような内容で、自社がどのくらい取り組めているかを評価します。
近隣企業さんの結果です。
事業者の健康管理はできていますが、会社内の体制は整備されていないのがわかります。
当健康管理センターが昨年度支援を行った事業所の例です。
産業保健スタッフとして関わることで、少し状況は改善していると評価できます。
企業はその産業保健スタッフを自社で設置する事は難しいと考えます。
今回のNPO法人ではその産業保健スタッフの役割を担い、企業の支援をすることになります。
社会資源の一つとして選択していただけると幸いです。
もうすぐクリスマス。間近になったせいか、値下げされていたツリーを運よく購入。
雰囲気はとても良いのですが、オーナメントのラメに四苦八苦です。
しかしなんでも揃う今日この頃だと改めて思います。
では次回までお健やかに。 篠崎