2025年5月15日木曜日

5月から気をつけたい熱中症

 みなさん、こんにちは😀

保健師 曽我です。GWも終わり通常通りの生活にやっと慣れてきました(笑)

今年のGWはあまり暑くなく過ごしやすい日が続いていましたね。

今週からは雨で湿度が高い日が続き、最高気温が25℃を超える夏日が続くようです🌞

運動会シーズンでもあり、今週末、来週末と西条市内の小学校では運動会が開かれます。

生徒さん、保護者の皆さんも体調管理お気をつけください。


今回は”5月から気をつけたい熱中症”についてです。



熱中症は夏に起こるものと思っている方も多いのではないでしょうか。

実は熱中症は梅雨入り前の5月頃から起こってきます。

5月に起こる熱中症の原因のほとんどは、寒暖差に体が慣れていないことがあげられます。つまり急激に気温が上昇した際に体が環境の変化についていくことができず、体温調整機能が順応できなくなる、ということです。

まずは天気予報を確認し、晴れの場合は気温がどれくらい上昇するかも確認するようにしましょう。環境省の「熱中症予防情報サイト」では、毎日の“全国の暑さ指数(実況と予報)”でリアルタイムの気温を確認することができ、“熱中症警戒アラート”でその日の熱中症の危険度を知ることができます。何にでもいえることですが、対策のためには早めの、そして正しい情報収集が重要です。


熱中症にならないための行動として、下記の5つが挙げられます。

①  衣服を工夫する
ゆったりとした通気性の良い服で暑さを調整しましょう。麻や綿といった通気性が良い素材を選んだり、吸水や速乾性に優れた肌着、下着もおすすめです。

②  日差しを避ける
日傘や帽子で直射日光を避ける。歩くときはなるべく日陰を選ぶこともおすすめです。

③  こまめな水分補給
軽い脱水はのどの渇きを感じないため、意識的に水分をとるようにしましょう。スポーツドリンクなどの塩分と糖分を含む飲料水は、水分の吸収がスムーズです。

④ 暑い日は頑張りすぎない
適宜に休憩をとり、頑張りすぎないようにしましょう。少しでも熱中症を疑うような症状がでたら、作業を中断して休みましょう。

⑤ 十分な睡眠をとる
睡眠がしっかりとれていないと体温のコントロールが落ち、熱中症にかかりやすくなるため、睡眠は十分にとりましょう。


総務省が出している、報道資料からの抜粋です。

○ 令和6年5月の全国における熱中症による救急搬送人員は 2,799 人でした。

○ 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度別等の内訳は次のとおりです。

・年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。特に、こどもや高齢者は熱中症になりやすいため注意が必要です。こどもは大人に比べて暑さに弱いため、周りにいる大人が気をつけましょう。また、高齢者は暑さに対する感覚機能や体の調節機能が低下しますので、特に気をつけてください。

・ 初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も多く、次いで中等症、重症の順となっています。

・発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外) 、教育機関の順となっています。


健診スタッフ、Aさんが毎年たくさん自宅から持ってきてくれるスナップエンドウです😊


栄養をたくさん摂ってこれからの暑い夏を乗り切りましょう!!

本日もお読みいただきありがとうございました☺

曽我