2018年5月16日水曜日

運動はコツコツ続けましょう

こんにちは、山内です。

初夏を感じさせるようになってきたこの頃、薄着になってくるとお腹周りが気になってくる人もいるのではないでしょうか?

まだ間に合います。今回は、運動に取り組むコツについてお話します。



1日中座りっぱなしだったり、移動は車が多かったり、運動不足を自覚している人は多いのではないでしょうか。15歳以上の日本人の約65%は運動不足というWHO(世界保健機関)の統計もあります。

脂肪を燃やしやすいのは、「楽だけどちょっとキツいと感じる程度」の有酸素運動。これには日常の中でできる「早歩き」や「階段の上り下り」がぴったりです。こうした運動を「中強度」の運動と言い、1日20分以上「中強度」の運動をすることが、ダイエットにも健康維持にも効果的だと言われています。

「中強度」の運動の目安は「ニコニコペース」とも言われ、「笑顔でギリギリ会話はできるけれど歌うのはムリ」という程度が良いようです。

「有酸素運動は20分以上行わないと脂肪が燃えない」と思っている人も多いのではないでしょうか。これは、有酸素運動を開始してから約20分後には脂肪燃焼効果が高まるという意味で、20分までは脂肪が燃焼していないという意味ではありません。
連続して20分できなくても、5分でも10分でも脂肪は燃えるので、短時間でも積み重ねて合計20分以上を目指しましょう。

空腹で血糖値が下がっている時に歩くと、糖のかわりに脂肪がエネルギーとして使われるので、脂肪を効果的に燃やすことができます。どうしてもお腹が減っていると歩けない人は、食後2時間半以上あけてからウォーキングをするか、食事を消化のいい炭水化物中心にしましょう。ただし、血糖に問題がある人は空腹時の運動は避けましょう。

運動する時間が選べるなら夕方がベストタイミング。人間の身体は、朝よりも夕方の方が運動能力が高くなることがわかっています。また、夕方に運動を行うと夜の体温が上がり、熟睡しやすくなるという効果もあります。寝ている間に分泌される成長ホルモンの分泌量もアップ、運動後の疲れもとれやすいと、いいことずくめなのです。

運動は継続していくと効果が出てきますので、運動をする時に好きな音楽を聴いてみたり、一人ではなくて誰かと一緒に運動に取り組んでみたり、楽しく長く続けていきましょう。



それでは、またよい1日を。山内