2018年2月23日金曜日

正常な睡眠って?

皆さん、こんにちは。

平昌オリンピックを毎晩観てしまう保健師 近藤です。
日本は、過去最高のメダル数で、それぞれの競技で選手の方々が頑張っている姿をみていると心が打たれます。メダルをとるって本当に大変なことです。
スピードスケートも、フィギュアもパシュートも本当に凄かったです。
どの方も立派なのですが、個人的にはノルディックスキー複合日本代表で、2大会連続となる個人ノーマルヒルの銀メダルを獲得した渡部暁斗選手に尊敬です。このノルディックあまりちゃんと観た事なかったのですが、クロスカントリーの大変さ、肋骨を骨折した状態で出場し、個人ラージヒルでほぼ一人で頑張っている姿を見ていると凄いとしか言いようがないなと思いました。


今日は、先週に人間ドック学会の講習で受けた『一歩先行く睡眠指導』という内容を簡単にですが紹介したいと思います・

正常な睡眠とは
睡眠時間:7~8時間(一応) と言われていますが、これは年齢によって異なり、個人差があります!!
自分のベストな睡眠時間を知っていることが大切だそうです。
ちなみに、その目安となるのが、平日と休日の睡眠時間の差です。 平日も休日もずっと6時間睡眠ならその方の6時間はベストな睡眠時間といえるでしょう。休日に2時間以上寝ている方は平日の足らない分を補っているとのことで、最近聞かれる「睡眠負債」を抱えていることになります。
もう一つは寝床に入ってから寝るまでの時間です。 寝床に入ってすぐ寝る、いわゆるバタンキューとなる方は、睡眠負債を抱えていることに繋がります。
 
睡眠に関する問題として、
1.睡眠不足
2.不眠症
3.特定の睡眠障害(睡眠時無呼吸症候群・むずむず脚症候群)  が挙げられます。

睡眠不足は、寝る時間が確保できていない状態です。
不眠とは、実際の睡眠時間の長短に関係なく、朝起床時に睡眠に対する不満足感が強く、それによって身体的、精神的、社会生活の支障を感じている状態のことです。
簡単にいうと、起きた際に熟睡感がなく、昼間に何らかの支障があるかた。

不眠の原因には
1.身体的要因;痛み、かゆみ、発熱、喘息、頻尿などの身体症状。
2.生理学的要因;環境の変化、寝室の騒音、温度、湿度、明るさなど睡眠にふさわしくない生活環境。
3.心理学的要因;通常のストレスや不安など。
4.精神医学的要因;うつ病、統合失調症などの精神疾患。
5.薬理学的要因;アルコール、コーヒー、タバコ、薬物、薬物の急な中断など。

不眠・睡眠不足は生活習慣病にも影響を与えます。
写真が上手く撮れませんでしたが、参考に。↓↓


今回はこの辺で終わります。
次回は、不眠の対策を話したいと思います。
平昌五輪、最後まで頑張って欲しいですね。

では、次回までSee you again!!