2017年10月27日金曜日

風邪に負けない生活習慣

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

台風も過ぎ、やっとお天気になって良かったなと思っていたら、また台風がきています。週末はまた雨予報です。残念です。
天気が悪いと何もやる気がなくなってくるのは私だけでしょうか?
そんな中、最近は寒暖差があるため、もともと持病でもあるアレルギー性鼻炎がひどくなり早速風邪をひきました。
今日は、そんな『風邪』についてお話しします。

【風邪を防ぐ対策と生活習慣】

気温が下がり、空気が乾燥してくると、くしゃみや鼻水、咳などの症状が見られる風邪をひく人が増え始めます。風邪の多くはウイルス感染によって人から人へとうつります。風邪をひきおこすウイルスは200種類以上もあり、感染するウイルスの種類や型が異なるたびに風邪をひくことも少なくありません。



感染ルートには、ウイルスの付着した手を介して、口や鼻の粘膜から感染する「接触感染」、風邪をひいた人の咳やくしゃみによってウイルスを含んだ小粒子(飛沫)が飛び散り、それを吸い込むことによる「飛沫感染」、さらに咳やくしゃみの飛沫の水分が蒸発して空気中に浮遊したウイルスを吸い込むことによる「空気感染」があります。

風邪をひきやすい人の原因としては、『免疫力の低下』が考えられます。
こういった人は免疫力が低下しているかも?!

•体が冷えている
•ストレスをためやすい
•食生活が偏っている
•砂糖を過剰摂取している
•喫煙や飲酒の習慣がある
•運動不足である
•慢性的な疲労を抱えている

該当する方気をつけて下さいね。

風邪に負けない身体づくりのために、次のことを実践しましょう。

•しっかり睡眠をとる…睡眠は体力や身体の機能回復に欠かせません。 夜更かしも避けましょう。
•十分に栄養をとり、適度に運動する…免疫力を高めるためには十分な栄養が必要です。風邪予防には、免疫物質のもととなる「たんぱく質」、免疫力を高める「ビタミンC」(ピーマン、パセリ、レモンなど)粘膜を丈夫にしてウイルスの侵入を防ぐ「ビタミンA」(レバーやうなぎ・チーズ・緑黄色野菜など)にを積極的に摂りましょう。また、適度な運動は風邪に負けない体力づくりや、免疫力の向上に役立ちます。
「ビタミンE」(いくらやいわし・かぼちゃ・モロヘイヤ・うなぎなど)には白血球やリンパの働きを助けて免疫力を高める効果があります。血液の流れもよくなるため、体温の上昇や体力の回復にも役立つでしょう。
•なるべく薄着を心がける…厚着は気温の変化に身体が順応する力を弱めて、抵抗力の低下につながります

そして、風邪の予防には「こまめに手洗いをする」「マスクを着用する」「症状の出ている人に近づかない」ことが基本です。
また、うがいは「風邪予防の基本」と言われており、口の中に侵入した細菌やウイルスを洗い流す効果があります。外出から戻ったら必ずうがいをする習慣をつけましょう。


寒くなってくると温かいものが食べたくなります。
美味しいものを食べ、風邪に負けずに頑張りましょう。



では、よい週末を。
次回までSee you again!!