こんにちは、山内です。
今日は4年に一度の閏日ですね。2月だけ28日しかないのも、うるう年に日数が変わるのも、どちらも古代ローマで使われていた暦において、現在の2月にあたる月が1年の終わりの月だったためだそうです。
今回は、外耳炎についてのお話です。
耳の入り口である耳介から、耳の奥の鼓膜までを結ぶ通り道を「外耳道」といいます。
外耳炎(外耳道炎)とは、何らかの物理的な刺激によって外耳道の皮膚が傷つき、そこから細菌が感染して炎症を起こす病気です。
【初期段階での代表的な症状】
かゆみ、軽い痛み
【進行した場合に起こり得る症状】
強い痛み、外耳道が赤くただれる、外耳道の腫れ、聞こえの悪さ、細菌の繁殖による外耳道や鼓膜のカビ
耳にかゆみを感じるということは、すでに炎症が起きているサインのひとつです。
かゆみが続く、症状が繰り返す場合は早めに耳鼻科を受診しましょう。
気持ち良いからといって、毎日お風呂上りに綿棒で耳掃除をしたり、必要以上に指の爪で耳の中をかいたりする行為は外耳道を傷つけやすく、外耳炎の発症リスクを高めるので控えましょう。
耳には自浄作用があり、耳あかなどの汚れは自然に外へと出てくる働きがあります。
ですから耳掃除のやりすぎは禁物です。
長時間のイヤホンの使用は耳の内部の皮膚が刺激されることで外耳炎を発症する可能性があります。
イヤホンは耳に合ったものを使用して、長時間の使用をしないようにしましょう。
外耳炎は、自然に治癒する場合もありますが、症状が続く場合は、医療機関を受診しましょう。
それでは、よい一日を。山内