2017年5月19日金曜日

ストレス抱えていませんか?

皆さん、こんにちは。
保健師 近藤です。

連休も終わり、いつの間にか5月も終わろうとしています。月日がたつのは本当に早いですね。お天気の良い日も続いており、この時期お出かけするには良い時期です。これから夏に向けて暑くなると思うとちょっと嫌になります。


5月15日の愛媛新聞で、県内65事業所のストレスチェック集計の結果が載っていました。
今日はそのことについてふれてお話しします。

ストレスチェックはご存知の方も多いと思いますが、2015年12月から施行されています。
改正労働安全衛生法で、労働者50人以上の事業所に年1回の実施が義務付けられました。

結果は15年12月~16年11月に実施した65事業所、有効回答者1万1588人の結果を集計。ストレスの要因と心身の反応、周囲のサポート状況を分析しています。



グラフからもわかるように高ストレス者は1580人で、全体の16.3%を占める。30代では、16.3%、20代が14.7%、40代が14.6%と続いている。
他世代に比べ30代は「非常にたくさんの仕事をしなければならない」「時間内に仕事が処理しきれない」など、仕事の量的負担度でストレスを感じている割合が最も高い。心身の反応では不安感を覚える割合が高く、「仕事に満足」「家庭生活に満足」と答えた割合は最も低かった。
他世代の特徴では、抑うつを感じている割合は20代が最も高く、「働きがい」「周囲からのサポートがある」とした割合は年代が上がるにつれて減少傾向にあった。
30代に高ストレス者が多い一因として「役職がつき始めて責任が増し、家庭では結婚や子育てなど環境の変化がある」「中間管理職が多いためでは」と推測される。

今後企業側はストレスチェックなどを参考に職場環境の見直しや、早期の異変に気付きカウンセリングなどにも繋げ働きやすい環境を企業全体で目指していくことが大切になってくると思います。

また、ストレスを感じやすく、ためやすい方は、上手く解消しながら働くことも重要になってきます。

少し面白い考え方を見つけたので、参考にしてもらったらと思います。
カウンセラーが効果を認めたタイプ別ストレス解消法21種


人それぞれストレス解消の方法は違います。騒いでストレスを発散するタイプの人もいれば、静かにリラックスしてストレスを解消していく人もいます。
このストレス解消マップは、カウンセラーが効果を認めたストレス解消法を「発散系と浄化系」「動的と静的」の2軸でマッピングしています。

動的・発散系のストレス解消法は、体を動かしたり騒いだりすることによるストレス発散です。この領域の感覚が強い人はストレスが溜まりすぎると破壊的な行為に走ってしまうことがあるので、ストレスをためすぎずに適度に発散していくよう注意しましょう。

1.打つ・叩く 2.大声で歌う 3.踊る・ライブに行く
4.飲む・騒ぐ 5.運動する・走る 6.ショッピング

静的・発散系のストレス解消法は、感情を表現したりスッキリすることによるストレス発散です。この領域が好きな人は、激しく発散することを好みませんので、ともするとストレスを溜め込みやすいという特徴があります。ストレスを発散すると決めたら、自分の想定より一段上まで発散してみましょう。

7.語る・愚痴る 8.泣く 9.書きなぐる
10.美容院に行く 11.サウナで汗をかく 

動的・浄化系のストレス解消法は、活動的に何かをすることでストレスを浄化していきます。日常から離れたり、趣味や何かの活動に没頭する行為、何かの体験をする、などです。

12.旅行する 13.散歩する 14.掃除する
15.ペットや友達と過ごす 16.食べる

静的・浄化系のストレス解消法は、静かにリラックスした時間を過ごすことです。ただダラダラするのではなく、心身ともにリラックスする時間を意識的に持つようにします。ポイントは頭を空っぽにすることです。

17.自然に触れる 18.落ち着く空間 19.風呂・マッサージ
20.寝る 21.瞑想

ここで紹介した21種類のストレス発散・解消法はどれもカウンセラーがその効果を認めるものばかりです。そして、さらにストレスの解消や心身のバランスを取るために、このストレス解消マップを見て、普段自分があまり行わない領域の活動をしてみるのもオススメです。

GW中に室戸岬に初めて行ったのですが、開放感が合って太平洋の荒々しさを感じれて良かったです。岩がいっぱいで、地層とか好きな方にはたまらないだろうなと思いました。




ここは御厨人窟(みくろど)と言う場所です。空海が修行をここでしたという場所だそうです。空海は修行中、ここから見える空と海しか見えない景色がよくて空海という名前にしたそうです。
こんな場所で、一人で修行とは…偉人のすることは、違うなと思いました。

では、皆さん良い週末を。
次回まで、See you again!!